ビジネスの極意は世阿弥が教えてくれた

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  • 青春出版社 (2023年7月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784413233187

作品紹介・あらすじ

世界最高のビジネス書は、600年前の日本にあった!能を大成させた世阿弥は、「初心忘るべからず」「秘すれば花」などの言葉で知られており、その著書『花鏡』や『風姿花伝』も一般に演技論や芸術論だと思われています。しかし、これらは競争の激しい中世の芸能の世界でどう勝ち抜き、生き残るかを記した「戦略書」で、現代のビジネスでこそ活用すべきビジネス書でもあるのです。そこにはドラッカーの「マーケット思考」、ポーターの「競争戦略」など、ビジネスの極意が満載です。古典の叡智を活用して、あなたのビジネスを加速させてください。

みんなの感想まとめ

この書籍は、世阿弥が残した教えを通じて、現代ビジネスにおける成功の秘訣を探求しています。「初心忘るべからず」や「秘すれば花」といった言葉は、単なる演技論にとどまらず、競争の激しいビジネス環境で生き残る...

感想・レビュー・書評

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  • ●2025年9月19日、グラビティのアプリを開いてすぐ出た「おすすめ」に流れてきた投稿が「手書き文字の星」のものだった。画像で以下の言葉に「秘すれば花」と書かれた書道の紙が添付されていた。

    「【秘すれば花】
    ひすればはな

    見えない魅力
    見せない魅力

    #書 #秘すれば花
    #世阿弥
    #マーケティング
    #今日は渋谷
    #関係ないけど “ひっつきもっつき”食べたい 」

  • 能という芸能を末代まで残すべく、子孫への教訓として書き残された「花鏡」や
    「風姿花伝」。

    これらは世阿弥が書き残したと言われています。

    「初心忘れるべからず」「秘すれば花」などな誰もが一度は聞いたことがあるかと
    思います。

    これらは全て世阿弥の「花鏡」や「風刺花伝」からの一節なのです。

    世阿弥は能の演者ではありますが、今風に言うならば名プロデューサーでもあり、
    イノベーターでもありました。

    どうすれば能という芝居が観客の心をとらえることができるのか、どうすれば
    能が未来永劫輝くことができるのか。

    それをまとめたのが、「花鏡」や風姿花伝」と言われています。

    それらは現代のビジネスにも当てはまる観客=顧客の心をとらえるために常に
    イノベーションを起こすべし、と綴られています。

    「花鏡」や風姿花伝」が書かれたのは今から600年以上も前です。その頃から
    人の心をとらえる本質は変わっていないと気付かされる一冊です。

  • 世阿弥の凄さ
    ①顧客思考(起点)
    ②イノベーションとは(新結合)
    ③実体験から生み出された教訓

    時によりて、用足るものをば善きものとし、用足らぬを悪しきものとす

    そもそも花と云うに、万木千草において、四季に咲くものなれば、その時を得て珍しき故に、翫ぶなり(珍しきが花)

    かへすがへす、疎かに思ふべからず、信あれば徳あるべし

  • 世阿弥を座右の一冊とするビジネスマンは多いが、古典を読め、と薦めてくるのが難点。なかなかとっつきにくい古典だが、それのどこがビジネスマンに良いのか解説してくれるのは貴重。「秘すれば花」「初心忘るべからず」「時節感当」と何となくどっかで聞いたことあるけど、世阿弥だったんだ、と。一子相伝・門外不出の秘伝書ってRPGの話かと思ったけど実在したんだね(知っているのか雷電!うぐぐ。)

  • はじめに 世界最高のビジネス書は六〇〇年前の日本にあった/序章 なぜ世阿弥の書は最高のビジネス書だと言えるのか(世阿弥とは何者なのか/「マーケット意識」が芽生えた背景 ほか)/第1章 世阿弥が教えてくれる「マーケティングの極意」(“飽きられないこと”が何より大事ー珍らしきが花/世阿弥が探り当てたイノベーションの本質 ほか)/第2章 世阿弥が教えてくれる「一生モノのビジネススキル」(スランプをどう乗りきるかー男時と女時/レパートリーとオリジナリティーの大切さ ほか)/第3章 世阿弥が教えてくれる「バリューの本質」(実力と勘違いされやすい「若さゆえの勢い」-時分の花と真の花/“初心忘るべからず”の本当の意味 ほか)/第4章 世阿弥の言葉は苦境にいるビジネスパーソンを救う(優秀なビジネスパーソンには「花」があるー花を知らんと思はば、まづ種を知るべし/仕事人生の“勝負どころ”を見極めるー一期の境、ここなり ほか)

  • 2023年61冊目。満足度★★★★☆

    著者の大江さんとは、著者がちょうど独立して間もない頃からお付き合いしており、著書はいただいたもの含めて多数読んでいますが、本書は本人曰く「初のビジネス書」とのこと

    世阿弥を題材にしてビジネス書?

    ビジネス書なら、2019年に早期退職した私には、あまり関係なく、個人的には「教養本」として読み進めました

    読了してみると、確かに古典の知恵は、ビジネスに応用可能であることがよくわかりました(大江さんの本はどの本もとても読みやすい)

    なお、仕事術に限定せず、本書は、若い人から引退した世代まで、幅広い世代の「処世術」としても読むことが可能

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著者プロフィール

経済コラムニスト/㈱オフィス・リベルタス代表
1952年、大阪府生まれ。大手証券会社で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事。定年まで勤務し、2012年に独立後は、「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるように支援する」という理念のもと、資産運用やライフプランニングに関する講演・研修・執筆活動を行なっている。『定年前、しなくていい5つのこと』『お金の賢い減らし方』(ともに光文社新書)、『知らないと損する年金の真実』(ワニブックスPLUS新書)など、著書多数。

「2023年 『50歳からやってはいけないお金のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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