教師力 下:教師として今を生きるヒント

著者 :
  • 誠信書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414202151

感想・レビュー・書評

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  • 上巻とともに再読したい。

    教師力とは?この問いに上下巻を読んで答えを出すとしたら,「自己の成長」だろう。

    教師は完全なる存在ではない。発達する子どもらとの交流を通して自らも発達していく。それぞれが様々事情を抱える中でうまくいかないこともある。

    若い教師も,中堅教師も,ベテラン教師もそれぞれの問題を抱えている。

    途方にくれ,無力感を学習しそうになる環境だけれども,教師としてどのように自分を形成していくか。

    教師というアイデンティティを持った(あるいは持つようになる)人は教職を通して自己を形成していくことを指摘している。

  • 先生や先生になりたい人なら、是非読んでみたほうがいいと思っている本です。
    若い教師だけではなく、ベテラン教師などが実際に起こりうる事例があります。教師という仕事はどのような苦労があるか、どのように対処したらよいかを知ると、問題が生じる前あるいは生じた時に自分を支える力が付ける気がします。読んで良かったと思います。

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著者プロフィール

早稲田大学教育・総合科学学術院教授。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。博士(心理学)。公立学校教諭・教育相談員を経験し、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て、現職。日本学級経営心理学会理事長、日本教育カウンセリング学会理事長、日本教育心理学会理事。

「2022年 『子どもの非認知能力を育成する教師のためのソーシャル・スキル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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