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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414301793
感想・レビュー・書評
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図書館より
文章は読みやすく内容も体系的に入っていて、全体的に分かりやすかったです。理論や用語だけでなくトピックスとして様々な心理学の実験内容や結果が収録されているのも良かったです。
こうして心理学の本を読んでいると、人間って自分が思っているほどしっかりした生き物ではないということがよく分かります(苦笑)。ちょっとした誘導や思い込みで人や物事に対する印象が全く変わってしまったり、周りの状況や匿名性なんかで攻撃性が変わったり。
そうした「しっかりしていない」ということを自覚して様々な判断をしていかないといけないよなあ、と強く思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
権威主義的性格とは、ナチスから亡命した精神分析学者アドルノらにより提唱された社会的性格特性である。彼らはナチスを支え、ユダヤ人の大量虐殺を許した人々の性格的な根源を発見しようと試み、これらの人たちは極めて権威的であることを発見し、その性格を権威主義的性格と名付けた。
国際関係においては、戦争や紛争の解決や平和維持に関して、社会心理学の知見お応用がみられる。例えばドイッチらは、ゲーム理論や囚人のジレンマの実験的研究から、軍縮を通した平和構築を一貫して提案している。
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