影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

  • 誠信書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414304220

感想・レビュー・書評

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  • 人はどのような時に意思決定をするのか。その意思決定は本心からのものなのか。を考えさせられた。
    営業やマーケティングにはもちろん、人を動かす立場にある人も活かせるか。
    日常のちょっとした出来事を事例に挙げてくれているのでイメージしやすい。
    ただ、文章量が多く訳文特有?の読みづらさもあるので読み切るのに少し時間がかかった。

  • ものを売る仕事じゃないから、俺的にあんまりパッとしなかったけど、これやっている奴がいたら「やってんな?!」って言ってやろう。
    他の人の感想を見ると、YOUTUBEの要約チャンネルがきっかけで読んだ人も多いみたい。まさしく、現代版の「影響力」ですな。

  • セールスに活かすヒントを求めて購入。
    普段当たり前に世の中に溢れているセールスの仕組みを原理原則に当てはめて考えることが出来る一冊。
    中でも返報性の原理の威力が印象的だった。
    ただ何かを与えたことで、返さないといけない、といった返報性だけでなく、譲歩による返報性の存在は今まであまり認知してこなかった。
    セールスの場面でも、最初に大きな金額を提示する→それを下げるといったやり方が定石だが、それもこの原則の譲歩に当てはめて考えると合理的なやり方だと再認識。

  • 他人から賛同・承諾を得易くする方法や考え方、その根拠について記述した本。そして、説明されている方法を使ってインチキをする人に騙されるなよっていう本。

    返報性
    コミットメントと一貫性
    社会的証明
    好意
    権威
    希少性

    方法や考え方はシンプルで、聞いたことのあるものや、直感的に納得できるものしかなかった為、それを裏付ける事例や実験について知りたいと思っていないのに、長々と事例と実験の説明が続き、読むのが苦痛になった。

  • 当初は、企業内での政治的なゲームはどうして生まれるのか…といった類いの本なのかなと勝手に想像していたが、まったく違っていた。

    人間は日々の生活の中である条件に嵌ると、反射的に意図せざる方向へと動いてしまうことがある(本書では、これをラジカセの音に例えて「カチッ・サー」と表現している)。これは、人間が社会の中で生きていく中で自然と身に付けた知恵によるものであるため、意識しないと「カチッ・サー」を悪用する者に知らず知らずのうちに騙されてしまうことがあるので注意が必要である。

    本書では6つのルールを紹介し、“なぜ人は動かされるのか”について解説している。詳述は避けるが、その6つとは「返報性のルール」「一貫性のルール」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」である。

    自分にも覚えがある。
    ネット販売で似たような商品の中からあえて金額の高い方をチョイスしたり、オークションの入札でライバルと競り合い、当初考えていた額を大幅にオーバーして落札してしまったことが。
    本書は社会心理学というジャンルになるのであろうが、広告や営業などビジネスの観点からも参考になる点がある。

    ページ数が多いだけに読むのは一苦労だが、文章自体は読みやすい。
    一通り読み終えたら、各ルールの「まとめ」のページを読み返すなり、自分の言葉でまとめ直すなどして理解の整理を図りたい。

    最後に一言。読点の付け方が明らかにおかしいと思える箇所が多々あり、非常に気になった。

  • 大学の図書館で借り、帰省の兼ね合いもあり爆速で読み飛ばしながら読んだ. これは、今後読み返すための楔として埋め込んでおく.

    なんとなく所感として、自明な主張(恐らく古い故に浸透したあるいは非の打ち所がない故評価されてきたのか)に面白いエピソードをつけている感じで、実践とかはできなそうだと思った(そもさもそういう機会もないし)

  • ちょっと長くて、今の自分の読書レベルでは難しかった。また再挑戦します。

  • 本書では、人が相手の意見を承認し行動する際の思考パターンが6つ紹介されている。

    自分で冷静に判断したと思っていても、じつはバイアスだったなんて・・・。
    営業とか勧誘とか、この6つの手法でカモにされてきたわと、再確認。

  • 長い、とにかく長い

  • 相手の意図を見抜くために必要かも

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