- Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414304244
感想・レビュー・書評
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まず難しい。
他の心理学のほんと比べても難しい方だと思う。
しかし、物事の結果は下準備で決まると言ったことが様々な観点から述べられていた。このことを活用していきたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
影響力の武器を読了後に読んだが、内容としては続編ということもあり少々難しい。本書は行動する直前に何を言うか、あるいは何をするかという選択が、その成功度合いを大きく左右するということが書かれている。このような場面ではこういうことを事前に言えばお願いを聞いてくれる確率が高まるだろう。とか逆に消費者目線では、この広告が私を購買意欲を高めているに違いない。というように下準備がかなり影響していることを教えてくれた。
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・心理的滑り台
・特権的瞬間 -
影響略の武器にさらにいろいろなことが加えられている。前提の知識として影響略の武器は読んでおいたほうがいい。複合的な説得力の著として最高。
説得力は論文で伝えて、わかりやすさは有名人の言葉で伝える語り口。それゆえ逆に長ったらしくて読みづらいのが難点。 -
交渉やセールスのための小手先のテクニックではなく、本質的な学びを得られる。
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事例の具体性なのか、日本語訳が良いのか前著の「影響力の武器」より読みやすい。ダニエル・カーネマン氏へのリスペクトも感じられてとても良い。大学生にお勧めしたい一冊です。
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カーネマンとセイラーの書籍を読んでいれば、真新しさは感じない。とはいえ、人間に影響を与える要因を広範囲に渡って取り扱っていたので、これまで知らなかったテクニックも学ぶことができた。一般向けに筆者の体験を取り混ぜ、専門的になりすぎないよう注意して書かれている。
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p256
社会的影響力の主要動機モデル
最初の段階:良い関係を育むこと。返報性と好意。最初に与え、嘘偽りない共通点を強調し、心からの賞賛の言葉を贈ることで、お互いの感情的な親密さが打ち立てられ、その後のすべての取引がやりやすくなる。
第二段階:不確実性の軽減。社会的証明の原理と権威の原理が有効。ある選択肢が他の人たちや専門家から好評であるという証拠を提示すれば、それが賢明な選択であるという確信が大きく高まる。
第三段階:行動への動機付け。一貫性の原理と希少性の原理。相手が以前に語っていた重要性と、それを失ったら味わえなくなる掛け替えない喜びについて、人前で行った発言を思い出させるのが良い。
p315
本書の中心的な主張は、アピールを行う直前に何を言うか、あるいは何をするかという選択が、その成功の度合いを大きく左右するということ。
p341
最も効果的なコミットメントは、それを行う本人のアイデンティティに影響を及ぼす行動を組み込むこと。
コミットメントは能動的で、努力を必要とする、自発的なやり方で行われるようになっている。
説得の前段階として、下準備が必要。刺激的な本でした。 -
2022-04-14 本日購入
2018/01/05 初観測は紀伊國屋書店、でもいまは積ん読と、仕事が忙しく読む時間がない。内容は良いであろうから、ここにメモっておく。 -
『PRE-SUASION :影響力と説得のための革命的瞬間』(ロバート・チャルディーニ著/誠信書房)vol.439
http://shirayu.com/blog/topstory/brain/6611.html