シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査

著者 : 津川律子 篠竹利和

• 誠信書房 (2010年9月3日発売)

感想・レビュー・書評

[Keyさんの感想 · 2012年6月15日]

　医療現場に臨む初心の臨床心理士向けに書かれた本ではあるが、医療現場に限らず、心理アセスメント全般、延いては心理療法にも通底する知見が平易に述べられている。
　とてもわかりやすかったが、ややもするとわかったつもりになってしまうことばかりであった。しかし、それを「言うが易し」なことであると自覚することが何よりも大事なことであるように思った。

[rirakumanokoさんの感想 · 2010年12月5日]

わかりやすく、ポイントをおさえて書いてある本です。

[岐阜聖徳学園大学図書館さんの感想 · 2010年10月26日]

誰しもが、人の心が分かったら良いのにと思います。
この本では、たくさんの例を挙げながら心理学の面白さを伝えています。
今後、人と関わる中で役立つ本だと思います！
（教育学部・国語専修：匿名希望）

著者プロフィール

日本大学文理学部心理学科教授,日本大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学コース専攻主任,日本大学文理学部心理臨床センター長。公認心理師,臨床心理士,精神保健福祉士。日本臨床心理士会会長,日本公認心理師協会副会長。心理的アセスメント関係の学会では,包括システムによる日本ロールシャッハ学会副会長,日本心理臨床学会理事。
主な著書:心理的アセスメント関係では,『面接技術としての心理アセスメント』(金剛出版,2018),『臨床心理検査バッテリーの実際』(遠見書房,2015),『投映法研究の基礎講座』(遠見書房,2012),『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』(誠信書房,2010),『精神科臨床における心理アセスメント入門』(金剛出版,2009)など。

「2019年 『心理的アセスメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」