- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414401196
感想・レビュー・書評
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数年ごと読むたびに発見のある本。クライエントに真剣に向き合う大切さが幾度となく説かれているが、「実際問題難しいこともあるよね」とカウンセラーとしての葛藤も認めており、ページを捲るごとに襟を正そうという気になる。この暖かさの中にある厳しさこそが、まさに河合先生のカウンセリングなのだろう。
カウンセリングの技法を学んだけれど自信が持てない初学者、そつなくケースをこなせるようになった中で伸び悩みを感じる中級者、臨床だけではなく指導する立場になった上級者と、あらゆうカウンセリングに関わる人に勧められる良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
評価するなんて烏滸がましいんだけれども何度読んでも臨床へのモチベーションとか「やりたいこと」を思い出させてくれる本。
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学生時代のゼミのテキスト。基本を学び、忘れられ無い本です。
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センシティブになっているクライエントに対して、カウンセラーが自分の心に正直に話をするべきだということが意外だった。心理学の技術などいろいろなことを習うけど、結局本音を大切に接するという対人関係の基本はカウンセリングの基本でもあるんだなと思った。何度も読み返したい。
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これは定期的に何度も読み返したい。わかりやすい言葉で描かれてるからすらすら読めるけど、果たしてどれくらい理解できたんだろうか。カウンセリングって結局は人対人で、向き合うだけにどれくらいの覚悟が必要なのか。自分の臨床を反省せざるを得ないな
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院生の時点で読んで置いてほんとうに良かったと思う。自分の臨床を一度見つめ直したい。
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カウンセリングをするときにカウンセラーの方に生じる実際問題。
僕にとっては、心の問題と切実に向き合うときの実際問題の、先生的な著。
心の対話について。 -
迷うと戻る本、のうちの1冊。