心理治療と転移: 発話者としての私の生成の場

  • 誠信書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414401981

作品紹介・あらすじ

子どもから成人に至るすべての年代を包含した心理治療論。心理治療において、何が起こり、何がなされうるのか。人間のもっとも原初的な次元の問題を提示している早期幼児自閉症をはじめ青年期の重症の神経症を含むさまざまな事例の心理治療を基盤として、著者は、心を病む人の痛みの深さを明らかにするとともに、「死の欲動」さえもが現れ出てくるクライエントとセラピストの転移関係において、「発話者としての"私"」の生成が生じることの意義について論じる。

著者プロフィール

伊藤良子:
聖路加看護大学(現聖路加国際大学)卒業後、聖路加国際病院勤務を経て渡独、Freies Jugendseminar、Fortbildungsinstitut des Verbandes anthroposophisch orientierter Pflegeberufe e.V.(アントロポゾフィー継続看護教育インスティトュート)でシュタイナー看護(アントロポゾフィー看護)を学ぶ。その間Filderklinik、SonnenHof、GemeinschaftsKrankenhaus Herdeke、Friedrich-Husemann-Klinik、Ita Wegmann klinik(現Klinik Arlesheim)にて研修。同ゼミナールにて湿布療法、リズミカルアインライブングの助手を勤める。帰国後、奈良文化女子短期大学非常勤講師、バプテスト看護学校非常勤講師を経て1997年京都市立看護短期大学講師・准教授。京都ノートルダム女子大学大学院人間文化研究科修士課程卒業。2014年京都看護大学准教授。専門は母性看護学。訳書に「看護記録をマスターする―実践の質的向上をめざして」医学書院(共訳)。

「2016年 『シュタイナー・リズミカルアインライブング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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