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Amazon.co.jp ・本 (270ページ) / ISBN・EAN: 9784414402001
みんなの感想まとめ
精神分析の核心に迫る内容で、言葉の力を重視する視点が印象的です。著者の北山修先生は、精神分析理論を明快に解説し、読者に深い理解を促します。軽い気持ちで手に取った読者も、彼の洞察力に感銘を受け、再読を通...
感想・レビュー・書評
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【目次】
はじめに
Ⅰ 理論——とくに対象関係論
1 精神分析の理論
心のための理論/精神分析理論のいくつかの特徴/技法論
2 対象関係論の展望
はじめに/英国以前と英国以外/クラインの内的対象論/フェアバーンの〈対象-自我〉関係論/バリント——対象関係論対欲動論/ウィニコット——環境決定論/ビオン——治療者の包容力/おわりに
●資料1 ウィニコットの生涯と仕事
●資料2 マーラーの分離・個体化理論
●資料3 エリクソンの発達理論
Ⅱ フロイトから学ぶ
3 フロイトの症例「ドラ」から学ぶ
はじめに/治療報告/その後のドラ:フロイトへの批判/ドラから学ぶ/さいごに
4 フロイトと「鼠男」について
はじめに/これまでの批判/フロイトの態度の意義/負債と罪意識——支払うことをめぐって/さいごに
●資料4 フロイトの生涯
Ⅲ 無意識の言葉
5 言葉と夢の関係
はじめに/精神分析学と言語学の間で/夢の言語/治療者の話し方/さいごに
6 身体と言葉:「からだの声に耳を傾ける」
身体言語/治療経過/心理的治療者にとっての身体
7 自分の生成と過去:「抱えること」と「本当の自分」
依存の事実/育児環境の歴史/移行の危機/「ホウルディング」の連続性/「本当の自己」を取り扱うとき/おわりに
Ⅳ さまざまな臨床問題
8 神経症
はじめに/症状と症状形成過程/心因を解す/症状形成の構図/類型論/さいごに
9 「性格的困難」のための覚え書き
診断、あるいは見立て/人格障害の種類/その病理と理解/治療のために/臨床家の生活
10 思春期の危機
移行と危機/危機の分析/さいごに
Ⅴ 言語的治療の実際
11 精神療法の実際
精神療法の実際/〈私の精神療法〉の実際/治療者の実際/治療の実際
12 言語活動としての診察、そして人生物語の紡ぎ出し
依存と言葉/オーラル派への回帰/コトの始まり/筋書きの私的な紡ぎ出し/さいごに
13 「見立て」のために
はじめに/力動精神医学の診断/面接方針の二重性/見立ての文学/さいごに
14 言語的理解:複数の糸を織り込んで
はじめに/三本の糸/表現の発見と使用/理解の一例
15 治療の場:開業精神療法の視点から
開業クリニックの経験/小さな設定のこと/おさまりの悪さ/診断と見通し
16 臨床心理学者の医学的理解について
はじめに/精神分析における医師と非医師の問題/サイコロジストのための薬物療法の「常識」/うつ病の場合/さいごに
Ⅵ 文化、倫理、研究
17 ナルシスの体験
ナルシシズムとナルシス神話/取り巻き/相称性の美/見るなの禁止/国語の発想に現れたナルシシズム/さいごに
18 精神療法と倫理
はじめに/三角関係モデル/密室の三角関係化/制度としてのスーパーヴィジョンと教育分析/倫理規定/守秘義務/さいごに
19 精神分析の論文と書き方
はじめに——エッセイと論文/臨床体験が論文になるときの変質/先達の解決/日本語を生かす/さいごに——私の工夫
あとがき詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
基本を学ぶには、是非。とはいえ、何度読んでも思慮深い。
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再読。
「誕生日にもらったプレゼントのことは覚えていても、その【場】が守られて与えられていたことは覚えていないものだ」というフレーズが印象的。北山先生は語りもいいけど文章もいい。
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