子どもと家庭 その発達と病理

  • 誠信書房 (1984年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784414402445

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  • 【目次】
    まえがき
    1 最初の1年目
    2 母親と赤ん坊の最初の関係
    3 未成熟な中での成長と発達
    4 安全について
    5 5歳児
    6 家庭生活の統合的要因と破壊的要因
    7 親のうつ病に影響をうける家庭
    8 精神病は家庭生活にどんな影響を及ぼすか
    9 精神病の親は子どもの情緒発達にどんな影響を及ぼすか
    10 青年期
    11 家庭と情緒的成熟
    12 児童精神医学領域の理論的陳述
    13 精神分析の産科学に対する寄与
    14 両親にアドバイスを与える
    15 精神的な病気の子どものケースワーク
    16 剥奪児
    17 集団の影響と不適応児
    18 民主主義という言葉のもつ意味
    監訳者あとがき

  • ウィニコットが、看護師やSW、一般の人たちに向けて行ったという講演記録、であるらしい。

    正直、前半はあまり面白いと思わなかったけれど、後半に行くにつれて非常に面白く感じた。
    最後の、「民主主義という言葉の持つ意味」の章は、家庭と子どもの発達と、民主主義と平和に至る謎解きのようで面白かった。
    「精神的な子どものケースワーク」の章のアンソニーの事例は、著者のチームがきっと思い切り振り回された光景が目に浮かび、ちょっと笑ってしまった。

    この本を読んでいるとある程度自分自身の育ちや、自分の子育てに向き直させられるところがある。
    自分が「程よい母親」だったか、自分の子供がすくすくと何も問題なく育ったかと言われると、残念ながらそんなことはなくて悔やむことも多い。
    不思議と、この本を読んでいると(遊ぶことと現実、もそうなのだけれど)子どもと私との間の距離感がふわっとした感じになる。
    和訳はたまによくわからないところもあったけれど、十分だった。

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著者プロフィール

牛島定信(うしじま さだのぶ)
一九三九年福岡県生まれ。九州大学医学部卒業、医学博士。国立肥前療養所医長、福岡大学医学部教授、東京慈恵会医科大学教授、東京女子大学教授を経て、現在、三田精神療法研究所所長、東京慈恵会医科大学客員教授。日本精神分析学会元会長、日本森田療法学会元理事長、日本児童青年精神医学会元理事長。主な著書に、『心の健康を求めて――現代家族の病理』(慶應義塾大学出版会)、『人格の病理と精神療法――精神分析、森田療法そして精神医学』『境界性パーソナリティ障害――日本版治療ガイドライン』(編著)(いずれも金剛出版)、『境界性パーソナリティ障害のことがよくわかる本』『境界性パーソナリティ障害の人の気持ちがわかる本』(いずれも監修書、講談社)などがある。

「2012年 『パーソナリティ障害とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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