自傷行為とつらい感情に悩む人のために―ボーダーラインパーソナリティ障害(BPD)のためのセルフヘルプ・マニュアル

制作 : Lorraine Bell  井沢 功一朗  松岡 律 
  • 誠信書房
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本棚登録 : 26
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414414172

作品紹介・あらすじ

本書では、不安・うつ・過食などに効果がある治療モデルをもとにして、ボーダーライン・パーソナリティ障害に対する短期的介入を概観し、解説していきます。そのなかでは、クライエントが直面するであろうさまざまな問題領域、その問題を克服するためのスキルの内容、ならびにそのスキルを身につける方法が説明されています。

感想・レビュー・書評

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  •  境界性パーソナリティ障害に悩む本人に向けて書かれたセルフヘルプマニュアル。本人向けだが治療や福祉に携わる人も参考になる内容になっている。
     ベースは認知行動療法であり、各章には取り組むべきエクササイズがたくさん書いてある。BPDが陥りやすい思考、感情とその認知変容、BPDから生じる様々な精神疾患、対人的、社会的問題など幅広くカバーしている。
     BPDの傾向がある人はこれらを一人でこなしていくことはかなり難しいと思うが、あくまでカウンセリングや様々な支援を受けながらという前提でこの本は書かれているので、実用性は高いと思う。
     BPDをもし一言で言うならば、地道ができないという性格的特徴だと思う。だからこそ、本人が自主的に変容に取り組むことが何より大事であり、また難しい。

     援助者、本人共に手元に置いておきたい一冊。

  • ボーダーと発達系は似てると思います。認知のゆがみとか行動化の方向とか、困っているつらい感情や生きづらさとか。
    なので、うつ系の認知行動療法ものより、BPD系の認知行動療法ものの方が、
    扱う領域がより深くて、弁証法やマインドフルネスやらも入ってくるあたり、
    ASD、アスペルガー系には合っていると思います。
    そのぶん、取り組みや対峙するものも厳しいですが。

    これは、ワークブックで、宿題をきちんとやった方がいいのはもちろんだけど、
    読んでるだけでも、その都度ちょっと立ち止まって考えたりして、
    つらさや気持ちに、解決というか、折り合いがついた部分がありました。

    ボーダーじゃなくても、きっといろんな人の参考になると思います。

  • 理論と実践の両方から攻めていてよかった。

  • AC・AS双方に役立つワークブック

  • 2階書架 : WM190/BEL : 3410156433

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