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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784414414943
作品紹介・あらすじ
本書は、COVID-19のパンデミックによって人々が経験した「あいまいな喪失」について、本研究の先駆者であり、第一人者であるポーリン・ボス博士が、独自の視点で書き下ろしたもの。喪失と悲嘆の根幹となる考え方から、パンデミックで顕在化した人種差別問題までを、個人的な体験を詳述しつつ解説している。パンデミックや災害などによる変化とストレスの多いこの時代に、私たちが探し求めるべきものは、喪失の痛みを終結させることではなく、喪失のあいまいさとともに生き、悲しみを語り継ぐなかで、新たな人生の希望や意味を見出すことであると説く。
原書名:The Myth of Closure: Ambiguous Loss in a Time of Pandemic and Change
感想・レビュー・書評
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本書でとくに強調されているのは、副題にもある「終結という神話」だろう。喪失からの回復に際して、それを終わったことにする必要はないし、終わらせないと立ち直れないわけでもない。このあたりはどうしてもナイーブなテーマなので、普段の会話の中で言葉の選び方には気をつけたいなと実感した。
曖昧さに耐えることと言えば、ネガティブ・ケイパビリティが真っ先に思いつくが、本書ではとくに言及されていなかった。自分だけでなく、周りの人間もそうした能力を備え、「AかBか」ではなく、「AもBも」という発想が浸透すればいいなと思った。
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