高齢者の犯罪心理学

  • 誠信書房 (2018年9月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (246ページ) / ISBN・EAN: 9784414416480

作品紹介・あらすじ

高齢加害者・被害者の心理、認知(知覚、記憶)、認知症がもたらす影響など、国内外の最先端の研究成果を、犯罪心理学の第一人者らが解説する。「すぐにキレ、凶悪化する高齢者」といった世間的なイメージは、はたして事実なのか。高齢ドライバーによる事故率は高まっているのか等々を、世代別の犯罪率などのデータより読み解く。振り込め詐欺被害、高齢受刑者の増加など、超高齢社会に突き進む日本が喫緊に対策を練らねばならない課題を心理学的に切り込み、解決に向けたさらなる研究の必要性を訴える。

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  • 高齢者の犯罪心理学

    高齢加害者の心理、認知等を各種データより読み解く。超高齢社会日本に突きつけられた課題にどう対処していくか、その糸口が見える

    編者:越智啓太
    ジャンル 社会心理学
    出版年月日 2018/09/10
    ISBN 9784414416480
    判型・頁数 A5・246ページ
    定価 本体2,800円+税

    高齢加害者・被害者の心理、認知(知覚、記憶)、認知症がもたらす影響など、国内外の最先端の研究成果を、犯罪心理学の第一人者らが解説する。「すぐにキレ、凶悪化する高齢者」といった世間的なイメージは、はたして事実なのか。高齢ドライバーによる事故率は高まっているのか等々を、世代別の犯罪率などのデータより読み解く。振り込め詐欺被害、高齢受刑者の増加など、超高齢社会に突き進む日本が喫緊に対策を練らねばならない課題を心理学的に切り込み、解決に向けたさらなる研究の必要性を訴える。
    http://www.seishinshobo.co.jp/book/b372839.html

    【目次】
    はじめに

    第1部 高齢者犯罪概論

    第1章 高齢者犯罪の概要 [新岡陽光:越智啓太]
     1.はじめに
     2.高齢者犯罪の増加
     3.高齢者犯罪率の増加
     4.罪種別の高齢者犯罪
     5.高齢犯罪者の動機

    第2部 高齢者が関わる各種加害・被害

    第2章 高齢者の暴力犯罪 [桐生正幸]
     1.はじめに
     2.暴力犯罪における加害者としての高齢者
     3.データから見た高齢者による暴力犯罪
     4.暴力犯罪における被害者としての高齢者
     5.今後の課題

    第3章 高齢者の殺人 [喜入 暁・湯 泰彦]
     1.はじめに
     2.国外における高齢者殺人の知見
     3.日本における高齢者殺人の現状
     4.高齢者は「キレやすく」なることで凶悪化しているのか
     5.高齢者による殺人のまとめ
     6.おわりに

    第4章 高齢者によるストーキング [桐生正幸]
     1.はじめに
     2.ストーキングとは
     3.高齢者ストーカーの実態
     4.おわりに

    第5章 高齢者による社会的迷惑行為 [大上 涉]
     1.はじめに
     2.食品等に対する意図的な異物混入事件
     3.意図的なタイヤパンク事件
     4.まとめ

    第6章 高齢者による性犯罪 [田口真二]
     1.はじめに
     2.性犯罪の要因
     3.高齢者による性犯罪の実態
     4.高年齢の性犯罪者がなぜ増加するのか
     5.高齢者の性犯罪に潜む問題

    第7章 高齢者による窃盗 [萩野谷俊平]
     1.高齢者による窃盗の概要
     2.高齢者による万引きの原因と対策
     3.高齢者による万引きの類型
     4.まとめ

    第8章 高齢者による交通事故 [重森雅嘉]
     1.本章で扱う交通事故犯罪の範囲
     2.高齢者だから交通事故を起こすのか
     3.高齢ドライバーに特有の交通事故
     4.交差点における右折時の事故
     5.ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故
     6.高齢ドライバー事故の防止対策

    第9章 高齢者のなりすまし電話詐欺の被害心理 [西田公昭]
     1.はじめに
     2.なりすまし電話詐欺の巧妙化
     3.詐欺被害後の心理状態
     4.詐欺被害に遭う心理過程の研究
     5.なりすまし電話による高齢者詐欺被害の心理過程
     6.対策の現状と効果性

    第3部 高齢者の心身機能と犯罪

    第10章 高齢者の衝動性・攻撃性 [市川玲子]
     1.はじめに
     2.パーソナリティとは
     3.犯罪加害と関連が強いパーソナリティの側面
     4.高齢者による犯罪加害とパーソナリティをつなぐ要因
     5.高齢者の犯罪被害に関わるパーソナリティの側面
     6.まとめ

    第11章 高齢者の脳機能,認知機能 [松本 昇]
     1.はじめに
     2.加齢による脳機能,認知機能の変化
     3.認知症
     4.加齢/認知症に伴う認知機能の変化と犯罪
     5.高齢者の認知機能は改善・維持できるのか
     6.まとめ

    第4部 高齢者が関わる司法・矯正

    第12章 高齢目撃者と証言能力 [越智啓太]
     1.問題
     2.高齢者の目撃証言についての実験的な研究
     3.高齢者の目撃証言研究の課題と展望

    第13章 高齢受刑者と釈放時の保護調整 [花田百造]
     1.高齢受刑者とは
     2.高齢受刑者の処遇
     3.釈放の手続きと保護調整について
     4.事例紹介
     5.心理学の専門家の活用

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著者プロフィール

越智 啓太(おち・けいた)
法政大学文学部心理学科教授。
横浜市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻修了。警視庁科学捜査研究所研究員などを経て現職。臨床心理士。専門は、プロファイリングや虚偽検出等の犯罪捜査への心理学の応用。その一方で、素朴なオモシロ研究を愛しさまざまな論文を密かに読み進めてきた。また、これらの研究を追試することを生きがいにしている。最新論文は「恋愛関係における『恋は盲目』バイアス」(法政大学文学部紀要)で、今の恋人は過去の恋人よりもかっこよく(美しく)みえることを科学的に明らかにした。
著書は、『ケースで学ぶ犯罪心理学』(北大路書房)、『テキスト 司法犯罪心理学』(北大路書房)、『臨床心理学と記憶心理学のコラボレーション』(北大路書房・共著)、『美人の正体』(実務教育出版)、『恋愛の科学』(実務教育出版)、『progress and application 司法犯罪心理学』(サイエンス社)など多数。
テレビ・映画等メディアでも、犯罪心理学や社会心理学の観点から多くの人気ドラマを監修、コメント出演をしている。
趣味は授業と資格取得。「甲種火薬類取扱保安責任者免状」「警戒業務管理者・専従警戒要員」「心電図検定」などマニアックなものを中心に多数の資格をもつ。

「2021年 『すばらしきアカデミックワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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