あいまいな喪失と家族のレジリエンス 災害支援の新しいアプローチ

  • 誠信書房 (2019年3月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784414416510

作品紹介・あらすじ

[序文 ポーリン・ボス、柳田邦男]
 災害により行方不明となった人の家族や、住み慣れた故郷を離れることを余儀なくされた家族は、終結の見込めない「あいまいな喪失」を抱え込むことになる。そうした状況に置かれた人びとに対し、支援者は何ができるだろうか。

 本書は、あいまいな喪失理論の提唱者ポーリン・ボスのもとで直接学び、東日本大震災に遭った家族の支援を長年つづけてきた編者たちが中心となって書かれた、実践的入門である。

・あいまいな喪失とは? その2つのタイプについて
・ジェノグラムを用いた家族支援の方法とは
・子どもに対しては、どのような支援が必要か
・3組の家族から考えるあいまいな喪失とレジリエンスとは
・支援者に求められるセルフケアとは

 など、あいまいな喪失に立ち向かうために必要なことを1冊に集約。
 心理・精神保健領域の専門家だけでなく様々な支援者が活用できるよう、あいまいな喪失が通常の喪失とどのように違うかといった基本的な事柄から書き起こし、具体的な支援の手順を解説していく。臨場感あふれる事例提示によって、支援の実際をありありと思い浮かべながら読み進めることができるだろう。

感想・レビュー・書評

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  • うーん

    Bossの論文を読んだ。本書も読んだ。でも、「曖昧な喪失」という、ふわっとしたこの概念が何を意味しているのか、結局よく分からない。何かを端的に説明しているようで、研究タームとしては緻密さを欠いており使えない、というのが今現在の印象かな。

    この概念を使ってシビアな現場で仕事なさっている方には本当に敬意しかない。そうした面まで否定するつもりはないし、元来そんな権利は私になかろう。ただ自分はこの概念を使うことはないだろう。それだけ。

  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/490704

  • <東北の本棚>新たな心の支え大切に | 河北新報オンラインニュース
    https://www.kahoku.co.jp/special/spe1183/20190512_03.html

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    「あいまいな喪失」とは、「はっきりしないまま、解決することも、終結することもない喪失」とされ、近親者の行方不明や、認知症等による意思疎通の不調のほか、移住や離婚等によっても引き起こされる。東日本大震災によって、この「あいまいな喪失」を体験した人はあまりに多い。そこで本書の編者たちは、この概念の提唱者ポーリン・ボス博士の下で研修を受け、被災者の心理的支援に役立ててきた。その経験をふまえ、本書では「あいまいな喪失」が通常の喪失とどのように違い、どのような支援が求められるのかを解説する。(序文:ポーリン・ボス、柳田邦男)
    http://www.seishinshobo.co.jp/book/b428044.html

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著者プロフィール

龍谷大学短期大学部社会福祉学科教授

「2019年 『あいまいな喪失と家族のレジリエンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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