実践 職場で使えるカウンセリング:予防、解決からキャリア、コーチングまで
- 誠信書房 (2020年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414416657
作品紹介・あらすじ
カウンセラーとして、産業分野で仕事をすることになった。「でも、現場ではいろんな難しさも感じている。どう活動していけばいいだろう?」そんな戸惑いや不安をかかえて、あなたは今この本に目をとめたのかもしれない。確かに産業分野には、カウンセラーに対して独特のニーズがあり、心理職として身につけるべき特有の知識がある。
その仕事内容は、職員のメンタル不調に対する、個別のカウンセリングにとどまらない。たとえば、職場内の人間関係やハラスメントに対しての働きかけ、外部の医療機関や産業保健スタッフなどとの連携、キャリア構築や人生の転機へのサポート。社内のコミュニケーション改善のため研修会を開くことだってある。
クライアントの相談内容が、たとえば休職や離転職、失業などにまつわるものであれば、それらに関する制度や法律も、あらかじめ理解しておく必要がある。それに、近年では「ラインケア」「ストレスチェック」「EAP」のような新しい動きもあって、最新の動向に絶えず意識を向けておかねばならない。
「なんだか大変そう、自分に務まるだろうか?」そう感じたら、まずはこの本を手に取ってほしい。本書は「現場で本当に役立つ」知識を厳選し、初心者にもわかりやすく解説。カウンセリングの理論や技法はもちろんのこと、関連する法律や制度についてもひととおり理解できる。
また、産業分野でよく出会う悩み――「人間関係がうまくいかない」「うつになってしまった」「転職したい」などなど――については、代表的なものを網羅しケースを織り交ぜて紹介。今日あなたが出会うクライアントにそのまま活かせるよう、具体的な考え方や対応策を詰め込んだ。
本書一冊で、産業分野のカウンセラーに必要な知識と技法はひととおり学ぶことができる。現場を知り尽くす第一線の著者たちにより平易に書き下ろされた、初任者に最適の入門書にして決定版。そう、まさに「まずはこの一冊から!」
感想・レビュー・書評
-
職場でも使えそうな返しが載ってたり、EAPの紹介もあったり、キャリコン理論の復習もあったりととても参考になる1冊!
久しぶりにキャリコンとして参考になる本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2階集密 : 336.4/MOR : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410167203