- 本 ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414428698
作品紹介・あらすじ
ADHDと診断される子どもの数は米国で急上昇している。それに伴い、投薬を受ける児童数も製薬会社の売り上げも急増した。
この増加は決して自然なものではない。本書はADHDに関わる医療関係者、製薬会社、マスコミ、そして過剰診断と投薬によって人生が大きく変わってしまった子どもや青年、その家族を丹念に追い、大流行のからくりを解き明かすルポルタージュである。日本でも問題となっている過剰診断・過剰投薬に一石を投じる。
感想・レビュー・書評
-
「ADHD大国アメリカ つくられた流行病」書評 精神医学と薬めぐる状況を検証|好書好日
https://book.asahi.com/article/14599296
過剰診断とビジネス化の歴史的経緯
山田理絵 / 東京大学UTCP特任助教・医療社会学
週刊読書人2022年4月1日号
https://dokushojin.com/review.html?id=8720
ADHD大国アメリカ つくられた流行病 - 株式会社 誠信書房
http://www.seishinshobo.co.jp/smp/book/b598013.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ADHDの定義の成り立ちと広まりが理解出来た
-
怖い。ADHDに纏わる歴史。薬、医師、評価尺度、製薬会社、、、間違った診断…
「つくられた」… -
第Ⅰ部
第1章 そわそわフィリップの「算数のお薬」
第2章 コナーズ博士
第3章 微小脳機能不全から注意欠如症へ
第4章 衝突必至
第Ⅱ部
第5章 クリスティンの場合
第6章 ジャミソンの場合
第7章 みんなのADD
第8章 乗っ取り
第9章 広告解禁
第Ⅲ部
第10章 ハイヤー・アンド・ハイヤー
第11章 人並み以下?
第12章 輝かしい大学時代の裏で
第13章 ここで,スポンサーより一言
第14章 目覚め
第15章 つながり
第Ⅳ部
第16章 あなたの脳が資本主義に晒されている
第17章 お近くのドクターのもとへ近日到来
第18章 処方箋 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/770807 -
アメリカではADHAの治療薬が容易に処方されるてめ,覚せい剤として若者に乱用されている という話.製薬会社と医師が金儲けのために裏でつながっている ということと 中毒になった子供たちの具体的な例を 1980年ごろより時系列で語られている.時系列に書き進められているが,具体的な年月がほとんど省かれて書かれていない点で,非常にわかりにくいのが大きな欠点.翻訳は,専門書の翻訳としては及第だが,ジャーナリストの書いた本の翻訳としては,落第.正確に意味は伝わるが,かなり引っかかってしまう日本語.日本語なので斜めによみとばしてゆけるので翻訳があることは
有難いことだが,非専門の読者は読みすすむのに苦労すると思う.NYTの記事は読んだことがないが,それを読むだけで,およそ著者の暴いた事実はわかるように思う. -
東2法経図・6F開架:493.9A/Sc8a//K
-
【書誌情報】
原書:ADHD Nation: Children, Doctors, Big Pharma, and the Making of an American Epidemic
著者:Alan Schwarz
訳者:黒田章史 |市毛裕子
定価3,850円(本体3,500円+税)
出版年月日:2022/02/15
9784414428698
A5 334ページ
ADHDと診断される子どもの数は米国で急上昇している。それに伴い、投薬を受ける児童数も製薬会社の売り上げも急増した。この増加は決して自然なものではない。本書はADHDに関わる医療関係者、製薬会社、マスコミ、そして過剰診断と投薬によって人生が大きく変わってしまった子どもや青年、その家族を丹念に追い、大流行のからくりを解き明かすルポルタージュである。日本でも問題となっている過剰診断・過剰投薬に一石を投じる。
〈http://www.seishinshobo.co.jp/smp/book/b598013.html〉
【簡易目次】
第Ⅰ部
第1章 そわそわフィリップの「算数のお薬」
第2章 コナーズ博士
第3章 微小脳機能不全から注意欠如症へ
第4章 衝突必至
第Ⅱ部
第5章 クリスティンの場合
第6章 ジャミソンの場合
第7章 みんなのADD
第8章 乗っ取り
第9章 広告解禁
第Ⅲ部
第10章 ハイヤー・アンド・ハイヤー
第11章 人並み以下?
第12章 輝かしい大学時代の裏で
第13章 ここで,スポンサーより一言
第14章 目覚め
第15章 つながり
第Ⅳ部
第16章 あなたの脳が資本主義に晒されている
第17章 お近くのドクターのもとへ近日到来
第18章 処方箋
著者プロフィール
黒田章史の作品





