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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415064307
感想・レビュー・書評
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作者は幸村を「信繁の虚像」と言い、主人公は「幸村」として描かれています。
その割りに真田十勇士は出てこないしこれと言って幸村が目立つシーンはありません。
ただ淡々と幸村の一生を追います。
だからこそ大阪冬の陣のシーンが印象的に映りました。
小説というより伝記というイメージです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
武田家滅亡の折、真田幸村はまだ幼さの残る16歳。幼き日から大任を仰せられても、にこにこと笑ってうなずくばかりで、初陣の際にも気負うことなく淡々とした幸村。関ヶ原の戦いの折にも、家をおこし、大望をとげようとはかる父ににこにこと笑って従った。父ほどの野望も兄ほどの政治力もない男が、後に「日本一の兵」と評されるまでの人生を描く。
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