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- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415087467
作品紹介・あらすじ
茶道宗家に生まれた羽生雪彦は、家庭教師との妖しい世界に耽溺する美少年であった…そんな彼を突然襲った、夏の終わりの避暑地での高倉青矢との運命的なめぐり逢いは、やがて二人を幻灯のように揺らぐ妖しの愛へと誘う。死と快楽にあえぎ純粋永遠の愛を雪山に封印する少年たちの姿を映し出す耽美長編。
感想・レビュー・書評
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大人のドロドロに巻き込まれ翻弄される青年たちの物語。いろいろ複雑な関係性が絡み合って、結局二人が惹かれ合ったのはそういうことだったのかとわかるまで、飽きさせないストーリー展開で読みごたえがあった。BL要素もあるが、それはこちらの想像力によってより盛り上がるかそうでないか分かれるように感じた。脇を固める友人たちの人物像も個性があってよい。みんな親が何かしらの権力者で、家柄がどうのとかちょっと鼻につくところもあるが。私の求めるザ・JUNEな雰囲気全開。ラストも自分の好み。暗いけど。
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『雪うさぎ』
家のは剄文社版 耽美派ミステリーという事なので、推理にした方が良かったかも。推理にした方が良かったかも。BLという考えもありますが、耽美に入れます。
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