- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415088587
感想・レビュー・書評
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いわゆる「普通」の30代ノンケ同士の恋。
もどかしいけど、ゆっくり丁寧に気持を描いているところに好感がもてます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014/05/27
【やや好き】ノンケリーマンの先輩:的場宗憲と後輩:花島光也が「普通」について考えながらセクシャリティの壁を乗り越える…。 ノンケ同士は大好物ワクワク…。 だがしかし、乗り越えた先はお預けだった…涙。 ちぇ(笑) -
二人が一気に唐突に一線を越えたりしなくて良かった。
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すごく好みです。
続きが読みたいなぁと思うけど、
これはあそこで終わってるから味があるんでしょうね。 -
随所に『普通』という言葉が使われていた作品。普段生活している中で、いかに『普通』という言葉でごまかしていたか考えさせられました。幸輝のいろんなセリフが痛かった。的場の中にいる『普通』の番人。それは誰もが持っている、世間とか見えないものに対する不安なんだろうな。
それにしても、幸輝はやりすぎだろう。過激な人生勉強だなあ。イズミが少し哀れだ。 -
続編あり…『普通の恋』
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【あらすじ:ある夜コンビニでラス1の赤飯おにぎりを譲ってくれた親切な会社員―それが偶然にも再就職した出版社で光也の企画にケチをつけまくった営業の的場だった。実は元デザイナーで編集経験がなかった光世はそれから奮起、部署違いながら厳しくも温かく指導してくれる的場にすっかり懐いて…。】
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コンビニでかうおにぎりは赤飯に決めている。それが花島光也のマイ・ルールだ。”その日も何の迷いもなく赤飯を買うはずだったのだが、残り一つの赤飯に手を伸ばしたのは二人……それを譲ってくれたのは偶然にも再就職した出版社の営業・的場だったのだ。あのときの親切な印象はどこへやら、何かと光也に対して厳しい態度を取るが、厳しさから覗かせる温かさに次第と懐く光也。光也の見ていて気持ちよい仕事ぶりと、時たま見せる見た目のとのギャップに目が離せなくなる的場。二人が『普通』に疑問を持ってしまった時……「普通って、なんですか?!」