- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415303574
感想・レビュー・書評
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詳細な説明がついたNゲージの作り方について書かれている本書を読んでいると、かつて子供のころに夢中になっていた記憶が蘇ってきます。
僕が初めてNゲージに触れる機会があったのはちょうど子供のころに科学館でさんざんこれで遊ぶ機会があって、しばらく、というかずいぶんとその記憶を忘れていた。この本を読んだときに、そのときの記憶が蘇ってきて、なんともいえない気持ちになりましたね。
この本に書かれてあるのは、Nゲージの作り方や、道具のそろえ方、加工にいたるまでに詳細な説明がカラー写真入りの解説でつづられていて、
「お好きな方にはたまらない」
内容だと思います。僕もNゲージを趣味にしようと一時期思ったことがあって、専門誌をいくつか紐解いていたことが中学ぐらいのころにありまして。そのときにジオラマ一台創る費用が50~60万円かかると聞いて、あえなく挫折してしまった事を思い出しました。やはり、こういうものは純粋な少年の心と、無駄遣いできるだけのお金と、理解のあるパートナーと、広い部屋が必要なんですね。
そういえば庵野秀明氏は鎌倉に住居を構える際に、Nゲージができるからという理由で決めたそうです。やっぱりここまで行かないと、この本に書かれているような一大ジオラマは創れないもんだなと、いつか俺もビッグになって、数百万単位でNゲージに使ってもびくともしない男になると、そんなことを誓いましたとさ、まる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
間違って応募したけど実際読んだらなかなかたのしくてはまってしまった(笑)
鉄道模型ファンだけではなく、今まで作ったことのない方でも、きっとこの一冊読んだら自分だけの鉄道模型を作ることができるでしょう4つの項目に分かれていてとてもわかりやすい
4つの項目に分かれていてとてもわかりやすい。
【PART1レイアウト観察してみよう】
できあがった光景。ここはまず見て楽しむような感じかな
・自然
・夜景
・都会
・山岳
などなど…
【PART2レイアウトの作り方】
実際の作り方。なるほどねこのように作っていくのか
・基礎知識
・小型レイアウト
・フレキ線路
などなど…
【PART3レイアウトテクニックガイド】
作るにあたってのテクニックを項目ごとでわかりやすく説明されている
・線路
・基礎的な地面
・山
・川や池
・草木
・道路
・鉄道施設
・建物
・人形やミニカー
【PART4レイアウトをもっと楽しむ】
さらにモット楽しめるためのポイント。まとめかな。こうしたらもっと楽しい!!
今までこのような世界観(趣味)を持ったことがなかった。ので最初読んでいたときはよくわからなかったけど、読んでいくうちの気持ちがどんどん代わり、
レイアウトの写真を見たり、作り方の説明を読んだりすると、どんどんと自分の頭の中で、その町や風景、自然がどんどんと浮かんでくるような感じ。
なるほどな、すごいな、こんな風に作って工夫して少しずつできあがっていくのか。実に面白い世界だ!!!
しかも文字と写真フルカラーでとてもキレイ!!!
http://hajikin.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/n-d4f3.html