ひとりひとり

  • 成美堂出版 (2009年3月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (40ページ) / ISBN・EAN: 9784415305097

みんなの感想まとめ

テーマは「ひとりひとりの違い」と「繋がり」であり、深い感情を呼び起こす作品です。詩の中で描かれるさまざまな視点や感情は、読者にじんわりと染み入ります。特に、独自の物語を抱えながらも、他者との関係性を求...

感想・レビュー・書評

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  • この詩はいいわぁ。
    じんわり染み込んでくる。
    それでこの絵。
    絵がまたいいのよ。
    で読んでたら娘が「これ…もうせんごけ?」と言うではないか!
    もうせんごけとはなんじゃいな!?と思いながら読み進め、最後に出てきた植物もなんじゃこりゃ!?と思いながらあとがきを読み、ページをめくったら出てきた植物が名前と共に紹介されていた。
    モウセンゴケ、娘正解!
    最後のもテイギョクというらしい。
    で、調べた。
    モウセンゴケは食虫植物だった。なるほど。
    テイギョクは…もうこれ、気になった人検索して見てみて!!
    嘘でしょ!?こんなのあるの!?え!?本当に!?
    ってなるから。
    ひとりひとり、みんなちがって、みんないい。
    あー違う違う。
    ひとりひとり、ひとりだけど、ひとりじゃない。
    深いところで繋がってる。

  • 2.3分ぐらい
    卒業に良い

  • だいこん

    ひとりひとり違う目と鼻と口をもち
    ひとりひとり同じ青空を見上げる

    ポピー

    ひとりひとり違う顔と名前をもち
    ひとりひとりよく似たため息をつく

    オトメゴコロ

    ひとりひとり違う小さな物語を生きて

    ひとりひとり大きな物語に呑みこまれる

    タマシダ

    ひとりひとりひとりぼっちで考えている

    ひとりひとりひとりでいたくない

    ハス

    ひとりひとり簡単にふたりにならない
    ひとりひとりだから手がつなげる

    エリシャエ

    ひとりひとりたがいに出会うとき

    ひとりひとりそれぞれの自分を見つける

    モウセンゴケ

    ひとりひとりひとり始まる明日は

    ひとりひとり違う昨日から生まれる

    フクムスメ

    ひとりひとり違う夢の話をして
    ひとりひとりいっしょに笑う

    テイギョク

    ひとりひとりどんなに違っていても

    all

    ひとりひとりふるさとは同じこの地球

  • 一人孤独に生き、独り寂しく死んでいく。多くの仲間がいて、たくさんの人に看取られ息を引き取る。別の感情を抱き、異なる夢を見る。地球に生まれ、見上げれば青空がある。同じ時代を共有し、歴史の大きなうねりを一緒に動かし、共に巻き込まれる。それぞれは違い、何かが同じ。自分でありたい、他者と関わりたい。違うからこそ、交わることに価値がある。同じだからこそ、別に行動する。出会い、そして別れる。一人一人が、ひとりひとりで。…一人っ子で母親っ子だった詩人。一人は苦にせず、されど求め続けた一体感。幸せなあの頃を想いながら。

  • 2024.12.12 4-4

  • ラストの一文にすべてが詰め込まれています。

    これ、見たことある!という植物のイラストと共に。

  • ひとりのようでひとりじゃない、つながっているんだって元気づけられます。

  • とても好き。自分の人生のテーマみたいなものだと思った。
    ひとりであることの豊かさ。
    それは自然としてあって、だから宇宙とつながっている。

    絵もとても緻密で素敵です。

  • ひとりひとり。

  • 谷川俊太郎 詩、ふくだとしお 絵

    ひとりひとり・・・「個」を考える。でも孤独では生きられない。自立と、他者とのつながりと。
    大きな宇宙の中、人間にかぎらず、どんな生き物も 自他のかかわりでむすばれている。

    ふくだとしお イラストが、いつもの可愛らしいものでなく 図鑑っぽいのもいい。

  • 青年の時代とは肉体の時代なのだ。
    青年はそれが貧乏であれ、なんであれ、彼を脅かす敵と対峙する時、
    頭は抽象的な理屈で一杯にしながらも、結果として肉体的にそれと戦ってしまう。
    青年にとって肉体以外のすべては、夢なのである。

    20代の谷川俊太郎が書いたそのような言葉がずっと好きだった。



    これから若者になる子供たちに向けたこの詩の中にそんな思いは薄れている気がする。
    やさしいおじいちゃんって感じでそれもまた良いものだけど。

  • 絵本だろうか?
    谷川俊太郎の詩にふくだとしおが絵をつけたもの。
    谷川さん好きなので読んでみました。
    とっても、心に響きます。

  • 新しく 価値観を増やしてくれる本でした。

    ひとりという人間だからこそ ほかの人と 手がつなげる。

    自分を高めたい 前向きに思わせてくれます。

    とても シンプルな言葉だったりするけど
    そのぶん いろんなことを 想像できます。

  • 人はひとり、ひとりなんだ、ひとりで居る事も大切、だけど手を繋いで繋がる事もできる
    繋がったとしても、ひとり、ひとり、、、。
    ひとりを磨こうと思った、そして繋がる事も恐れない。
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  •  個性とは何か?を(読者に)問う本、だと思う。

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著者プロフィール

谷川 俊太郎(たにかわ・しゅんたろう):1931年生まれ。東京府豊多摩郡杉並町(現:東京都杉並区)出身。52年に第一詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。『日々の地図』で読売文学賞、『よしなしうた』で現代詩花椿賞、『はだか』で野間児童文芸賞、『いちねんせい』で小学館文学賞、『女に』で丸山豊記念現代詩賞、『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、『詩に就いて』で三好達治賞等多数受賞。『六十二のソネット』『落首九十九』『うつむく青年』『ことばあそびうた』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『定義』『コカコーラ・レッスン』『minimal』『私』『虚空へ』など。2024年逝去(92歳)。

「2026年 『はだか 谷川俊太郎詩集 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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