本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415324951
作品紹介・あらすじ
精神科医・心療内科をめざす医学生や、臨床心理士などのカウンセラーをめざす人に向けた臨床心理学の図解入門書。
理論、アセスメント、カウンセリング、援助法などの基礎をやさしく解説し、歴史から実践的な事例まで、かんたんに学べる。
章末にはまとめと練習問題を掲載。ポイントが隠せる赤シート付き。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
臨床心理学の学習が頓挫していたので、本書の分かりやすい説明は渡りに船であった。私にも多少心理学の学習が蓄積していたことが幸いして、心理学の人名や用語に大して戸惑うことなく、スムーズに読み進めることができたが、心理学は当然ながら、臨床心理学の中でも関心が持てない領域があり、多少読み飛ばす箇所があった。それは心理テストの様々なバージョンに説明を割いていた箇所で、理論的説明は嬉々として読めるのに、テストの方法論は興味が湧かなかった。どうも、テストで結果を示して心の意味を明らかにするより、言葉で納得行くように理論的説明を紡ぐ方が私は好きみたいである。この本を読み通すことで何ら実利はなく、何に役立つか自分でも分からない。しかし、私がこの分野を根源的に希求している点は確かである。
全2件中 1 - 2件を表示