くらべて楽しむ西洋絵画

  • 成美堂出版 (2020年11月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784415329086

作品紹介・あらすじ

本書は、西洋美術、絵画史を時代順、時間軸とは視点を変え、「ジャンル」と「テーマ」で見直すものです。そうすることで、絵画の背景にある意味と物語が、わかりやすく読み解けます。
宗教画や歴史画は、その意味を知ってはじめて、生き生きと絵画の世界が動き出すのです。
異なる時代・画家によって描かれた絵も、同じテーマやジャンルで比べれば、制作された時代の違い、画家の個性、すごさがわかる!
制作のエピソードを巨匠が、美術史的意義を岡部先生が解説します。

みんなの感想まとめ

同一テーマやジャンルの絵画を集め、時代ごとの解説を加えた本書は、西洋絵画の深い魅力を引き出します。様々な画家の作品を比較することで、制作された時代や画家の個性が際立ち、絵画の背景にある意味や物語が明確...

感想・レビュー・書評

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  • 同一テーマの絵画を集めて、絵画史の流れに沿った解説を加えたもの。それぞれの時代の人々が絵画に求めるものや意外な画家の思いが覗けて興味深い。今まで知らなかった絵画のてんこ盛りで実に楽しい。
    宗教画、神話画、歴史画、風景画、風俗画、教訓画、寓意画、静物画、裸婦画、肖像画、戦争画、画中画などのジャンル、天地創造、エデンの園追放、ルツ、バト・シェバ、ユディット、天使などの旧約聖書関係、ええい面倒だ、簡単に、新約関係、ギリシャ神話関係、歴史的事実やフィクション関係とか、多岐にわたっている。時代によって、絵の雰囲気がまるで違うよな。
    天使のあたりなど結構詳しいし、まあいろなところのおさらいができる。
    そうか新約聖書には、マグダラのマリアが娼婦とは一言も描いてなかったか。ミレーの「落穂拾い」はルツ記から来てたんだな。カルロ・クリヴェッリが気にかかったんだが、調べてみるか。鮮烈な遠近法や幾何学的な建物、変なところでの合理性、冷ややかな女性、いやー魅力的だわ。

  • 同じテーマやジャンルごとで様々な画家の作品を見比べられるのでわかりやすかったです。

    たくさん紹介してくれている分、絵が小さかったので、よく見たいものはその画家の本を見ることにします。

  • 表紙のクールベ『絶望(自画像)』のインパクトに惹かれて図書館で借りた。
    テーマ、時代によって描かれ方が様々なところが勉強になるも、同じタイトルで異なる画家がいくつもあると作品が頭に入っていかないので、それぞれの画家をきちんとインプットしてからまた再読したい。

  • カラーで綺麗、世界的な絵画を観れるだけでなく、作者や歴史的な背景も知れて面白い。コロナ渦が明けて早く展覧会に行けるようになってほしい

  • 神話画とか宗教画なんかは
    同じ主題でいろいろな画家が描いているので
    こうやって並べて見せてくれると
    どこに力を入れて描いたのか
    個性が見える気がしておもしろい。

    近代になっても例えば
    ジャンヌ・ダルクを描いたものや
    オフィーリアを書いたものが
    こんなにあるとは知らなかった!
    …どっちもメジャーな1作の
    印象が強いもので…。

  • 絵付きでわかりやすかった でも、絵が小さくてつぶれているのもあったからそこは少し残念 もっと紹介する絵を絞っても良かったかも

  • 少々分かりにくい部分も多かったが、自分のような初心者にとっては読みやすく興味深いものだった。

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著者プロフィール

1957年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部美術史専攻、同大学院で学ぶ。現在、帝京大学文学部史学科、大学院文学研究科日本史・文化財学専攻教授。群馬県立近代美術館特別館長。畠山記念館顧問。日本フェロノサ学会会長。西洋と日本の近世近代美術を専攻。リヴィジョニズムとグローバル・アート・ヒストリーの視点で、特に世紀転換期のアメリカ美術、アール・ヌーヴォー・アール・デコなど装飾美術、ジャポニスム、写真史などを研究。

「2022年 『日本でしか観られない世界の名画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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