イラストでわかるオノマトペじてん

  • 成美堂出版 (2021年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784415329673

作品紹介・あらすじ

オノマトペとは、擬音語(何かの音や生き物の声をまねしたもの)と、擬態語(気持ちやようすを音の感じで言い表したもの)をまとめていう言葉です。
「おろおろ」と「まごまご」など、似たオノマトペの使い分けを、イラスト満載&クイズ形式で解説しました。
この本を読めば、オノマトペについての感覚と、もっと広く、日本語そのもについての感覚が養われるでしょう。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

オノマトペの世界を楽しく学べる本で、擬音語と擬態語の使い分けをクイズ形式で体験できます。特に、似た表現を比較することで、どちらが適切かを考える楽しさがあり、読者を引き込む工夫が満載です。イラストやマン...

感想・レビュー・書評

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  • 全ての漢字にルビが振ってあり、ちょっと難しい漢字の言葉は最初からひらがなにしてある小学生向けの本。

    似たような表現を2つ並べクイズにしているので楽しいし、どんな時に使うのかの説明も分かり易い。
    問題文の様子はカラーのマンガで上手に示していて、これが理解を助けるポイントになっていると感じる。

    「温かさで、ねむりに引きこまれているのは」どっち? うとうと・うつらうつら
    「やり方がわからなくて手間取っているのは」どっち? もたもた・ぐずぐず

    なんとなくどっちかを選べても、使い分け方を説明せよ、と言われたら困りますね。
    ぶすり・ずぶり・ぐさり、 わくわく・うきうき、 がっかり・がっくり なんかも難しい。

    いろんなオノマトペがあるが、4章までは全国共通というか一般的なもの。
    本書で特徴的なのは5章で、「方言のオノマトペ」が紹介されている。
    「今夜はにやにやして寝苦しい」の意味が分かる人、この「にやにや」の使い方は方言ですよ。

    章の最後にあるコラムも面白い。
    「もふもふ」は2000年を過ぎてから広まって定着したんですね。


    昔も今も短歌を楽しむ方が多いですが、オノマトペをうまく使うと味わい深くなると思います。

    ・白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる

    これなんか、普段あまり耳にしない「うっふんうっふん」でいろんな事を考えちゃいます。

    • しずくさん
      >白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる
      うっふんうっふん をこんな風に使うなんて面白い。
      物怖じしない発想の豊かさに拍手!
      ...
      >白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる
      うっふんうっふん をこんな風に使うなんて面白い。
      物怖じしない発想の豊かさに拍手!
      2024/04/15
    • Kazuさん
      <白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる>
      は、
      <「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日>
      が有名な 俵...
      <白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる>
      は、
      <「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日>
      が有名な 俵万智 さんがつくった歌です。

      この、オノマトペじてん の本には載っていません。

      俵万智さんの作品には、
      <自転車のカゴからわんとはみ出してなにか嬉しいセロリの葉っぱ>
      なんてのもあります。
      この「わん」の使い方も犬が顔を出している姿が重なって秀逸ですよね。
      2024/04/15
    • しずくさん
      Kazuさん、返信をありがとうございました!
      そうでしたか!  俵万智 さんだったらありですね。
      『サラダ記念日』以来彼女の生き様には感...
      Kazuさん、返信をありがとうございました!
      そうでしたか!  俵万智 さんだったらありですね。
      『サラダ記念日』以来彼女の生き様には感服させらっぱなしの私です。

      <自転車のカゴからわんとはみ出してなにか嬉しいセロリの葉っぱ>
      ご紹介頂いた一首もさすがです。特にセロリ大好き私には独特な香りまで匂ってきました。
      2024/04/16
  • 「オノマトペ」って、「ぽかぽか」や「ひしひし」みたいな、同じ言葉が二つ続くものだけではなかったことに、まずは新鮮な驚き。

    オノマトペは、「ニャア」のような「擬音語」と、「ほんのり」のような「擬態語」をまとめて言う言葉で、児童向けなのですが、読んでいく内に、大人も楽しめる学びがあると思いました。

    各ページ毎に、似た二つのオノマトペが詳しい説明付きで載っており、どちらに該当するのかを答えるクイズもあるのだが、これが意外と答えに迷うものもあって楽しい。
    例えば、「もたもた」と「ぐずぐず」で、やり方がわからなくて手間取っているのはどっち? のような。

    また、コラムでは、語尾が変わるだけで、雰囲気が変わる興味深い内容もあり、例えば「くる」の場合。

    「くるり」 ちょうど一回りした感じ。
    「くるっ」 くるりよりも、すばやく回った感じ。
    「くるん」 回った後、余韻を感じる。
    「くるくる」 連続で回ってる感じ。
    「くるーん」 大きく緩やかに回ってる感じ。

    こうして見ると、日本語って奥が深くて面白いし、声に出して言ってみると、言葉の可愛さや美しさも改めて実感して、日本人の誇りのようなものを、こういったところにも感じられました。

    ちなみに、上記の答えは「もたもた」です。

  • 本文設計を担当しました。

  • 方言のオノマトペなど面白い表現が沢山あった

  • オノマトペの使い分けが身につくクイズ形式の辞典です。この本を読むと日本語が楽しくなってくる!?
    (児童担当/ライオン)

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著者プロフィール

明大

「2020年 『近世の語彙 身分階層の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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