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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784415331423
作品紹介・あらすじ
ADHD(注意欠如・多動症)の子や、その疑いのある子を理解し支援するための一冊。
適切な対応、生活環境の工夫、周囲への理解の求め方などを、たくさんのイラストと図解で詳しく解説。
幼児期から思春期以降までの幅広い年代に対応。
子どもの可能性を伸ばすヒントが満載!
感想・レビュー・書評
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彼女はひとりで4人の子どもを育てている。
今年の10月に長い長い検査の結果、発達障害(ADHD)の診断を受けたと連絡があった。
子どもはまだ5歳。彼女はとにかく忙しく、日々の生活に追われている。私は遠く離れた地から、彼女の力になりたくて本書を選んだ。
本書は、150ページほどのコンパクトな本でイラストが多く、よりわかりやすい。
赤ちゃんのころの気になるサインから、思春期、青年期までをサポートしてくれて長期的に役立つ本だと思う。
内容もありがちなケース別で、どうすればいいか、やってはいけないことなど、今困っていることの解決に直結するのがうれしい。
なんでも平均的にできることを強いられるストレス、苦手なことがうまくいかないことによる劣等感はつらい。
子どもの「強み」を持つことは生きる上でとても大切だと思う。
発達障害を持つ子どもに「強み」を身につけるためのヒントが満載の本書は、今問題をかかえている子どもに可能性を感じさせてくれる心強い本だと思った。
最後に一言。
彼女が発達障害だと診断を受けた時に、そのことを幼稚園に伝えた時「家庭できっちり躾をやり直して下さい」と言った園長に言いたい。
本書では、「ADHDは本人のせいではなく、保護者の育て方に原因があるわけでもなく、脳の機能的な問題です」と書かれている。
本書で得たものを、私なりに彼女に伝えたいと思っている。 -
ADHDって名前は聞いたことありますが、具体的な症状は知らなかったので、非常に勉強になりました。
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ADHDの子どもだけではなく、すべての子どもたちにこんな対応ができたらいいなと思います。
図解でとてもわかりやすかったです。-
今の子育ては、前の世代の諸先輩の知識と経験だけでは、対応しきれないところがあると思われますので、本書のようなガイドブックは、子育てに悩まれて...今の子育ては、前の世代の諸先輩の知識と経験だけでは、対応しきれないところがあると思われますので、本書のようなガイドブックは、子育てに悩まれておられる方々にとっては福音だと思います。
僕自身は、妹の子どもをただ、甘やかしただけで、何も大きな事は、言えないのですが…。2022/07/04
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全体像がまとまっている感じはするが、他の本の方がまとまり・情報量・具体例で優位だった。
著者プロフィール
市川宏伸の作品
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感想 :

連絡がある時には、話を聞いているうちに彼女が泣き出してしまうので、つとめて明るく気持ちを奮...
連絡がある時には、話を聞いているうちに彼女が泣き出してしまうので、つとめて明るく気持ちを奮い立たせています。
息子さんは、周囲の人たちに恵まれていたんですね。私もうれしくなりました。
まだまだ読む予定の本が渋滞していますが、さっそく「ひまわり」もその中に入れたいと思います。
あたたかいコメントありがとうございました。
出来ない事、苦手な事をサポートするのが教育ですね。
出来ない事、苦手な事をサポートするのが教育ですね。
コメントありがとうございます。
出来ない事ができた時の喜びは、自信につながりますよね。とても大切なことだと思いま...
コメントありがとうございます。
出来ない事ができた時の喜びは、自信につながりますよね。とても大切なことだと思います。