人生を変える自分ブランド塾 ブレない人の74の習慣 (成美文庫)
- 成美堂出版 (2011年1月6日発売)
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感想 : 15件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784415401652
感想・レビュー・書評
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元●●は、その時が頂点だから、格好悪い。そういう人、多すぎ。ハードルを上げて、量をこなす。
あいつなら仕方がない、と言われるようになる。
圧倒的な量をこなした人は迷いがなくなる。そして自分ブランドが確立した人には雑用は来ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中谷さんの本は、平均的に、高い。どの本も内容は似ているが、具体的で、ハッとする内容が必ずある。
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いまの気持ちにダイレクトに効く一冊
以下レバレッジメモ
ワクワクすることが自分をブランド化にできる
楽しいことは楽しい、楽しくないことは楽しくないというのは当たり前です。「この人と一緒にやったら、楽しくないことも楽しくなる」と思ってもらえることがブランドになります。
ブランドはかっこいいことではありません。その人と一緒にやるとワクワクすることです。
その人が進めるものを無条件で受け入れられることがブランド
好きなものに正しい・間違いはありません。自分の世界を追いかけている人に正しいか間違っているかを考えている暇はないのです。そんなことを考えている間に出遅れます。そんなことを考えないでただ好きといった人の勝ちです。
自分のブランドは誰かにつけてもらうことはできません。私はどんなブランドができるんでしょうと人に聞くことではないのです。ブランドは自分から仕掛けていきます。
好きなものに徹底的にのめりこむ
まずは自分の好きなものに徹底的にのめりこむことです。好きなものと自分自身の経験の組み合わせで結果として自分ブランドが確立していきます。
営業は一切いらない
仕掛けるというと他者に対してというイメージがありますがブランドでは営業は一切いりません。ブランドがある人は営業は一切しないのです。私はこんなに好きということは全く宣伝しなくてもいいのです。
やらないとわからないこと
やらなきゃよかったで公開することは実は一つもないのです。やっておけばよかったで公開することは無限にあります。やらないでわかった気にならない。
やること、やらないことでブランドが決まる
ハードルをあげると自分ブランドもあがる
前の人のレールを走っている人はレールがないとグチをこぼす
ブランドはレールです、自分のレールを持っていることがその人のブランドです。自分のブランドで生きている人はレールがないのが当たり前です。レールがないことに何の不平不満もこぼしません。むしろ他の人が作ったレールの上を走るのなんかいやだとなります。
背負った重荷が羽になる
かっこよく負けるにはより高いハードルが必要です。より重い荷物が必要です。重い荷物がその人のブランドになります。ブランドとはその人の背中に生えた飛んで行ける羽のことです。その人の背負っている重い荷物が羽になりそれで飛ぶことができるのです。
まわりからの理解を超えたところに自分ブランドが生まれる
高いところを目指せば目指すほどわけわからないよねと言われて孤立します。これが自分ブランドです。みんなからほめられたり、大勢の人に理解を得ることは自分ブランドではありません。
一生懸命は当たり前だと考える -
好きなことに注ぐエネルギー、ハードルを上げ続けるパワーは時代を生き抜く技。でも仕事とは、人の役に立つことでお金をもらうこと。それにとらわれ過ぎず、一本筋の通った生き方で強くなろう!
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自分自信を磨いて、自分のブランド(価値)を高める、といった内容です。
俳優さんならではの考え方で、カリスマ性を磨くとも考えられます。
自分のブランドができている人は希少価値の高い人なので、本書には共感できます。 -
2011年に書かれた本だけあって現在の思想とはずれがあるものの、独自の個性を持つことに勇気をくれる本だった。
自分が商品になること、突き進む対象を絞ることでブランドが際立つことは、サラリーマンにとっては真逆を良しとする文化があるため残酷に受け止められ、日本の前近代的雇用形態は如何に個性を潰しブランドのない人間を作り出す仕組みだったかを思わせる。
「100円ショップでプレゼントを送るなら」という興味深いテーマから、贈り物はお金より時間をかけることが大切というシンプルな論理を改めて気付かされた。
自己ブランドのためにはx(「自分が」できること)-y(「相手が」幸せになること)軸の方程式を持たなければならない。方程式はたくさんの事をやってみて失敗をすることでそのブラッシュアップができる、その繰り返しで自分のブランドを実現する方程式が出来上がる。やはり挑戦し続け失敗を重ねることが大切だ。必要なのは努力よりも意識である主張もシンプルで身にしみやすい。
高く飛ぶには荷物を背負うことも合理的でなさそうな合理性を持った面白い内容だ。かっこよく負けるもブランドの一助になり得る。
ただ内容自体は自己ブランドを持つためのノウハウを74個も紹介しているが、どれも言われつくされたもので目新しいものはなく、書いている内容に筆者のブランドがない皮肉なもの。文章もテンポよく読んでもらうことを意図してか短文で書かれているが、敬体になっており一文が短いのにテンポが悪く、宗教じみた胡散臭い印象を与えてしまうことが残念。文体は大切という反面教師となる本だった。 -
心に響くフレーズ
① 突破口は、「好きなこと」
② 「これしかやらない」ということが見つかれば勝ちです。
③ それ以外のことは、やっている暇がない。 -
自分ブランドについて知りたくて読書。
ブランド力を高めるために自分のハードルを上げる。
専門性を高め狭い分野を極める。ニッチな専門家となる。
バッシングは通り道。飛び抜ければバッシングされなくなる。
失敗を重ねてブランドにする。
忙しい時にこそ動く。
読書時間:約40分
(5月12日完読) -
ところどころ良いことは書いてあるけれど、全体的にチャラい感じ!?んー。
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9784415401652 237p 2011・1・20 1刷
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完全なる自己啓発本。
かなりライトに書かれているので何冊か自己啓発本を読んだあとに読むのがオススメ。
ブランド力を身につけるというよりは自分にブランド力があるかを判断するための本といった感じ。 -
第1章 誰でも幸せになる力を持っている。
楽しそうにやっていることが、自分ブランド。
ワクワクすることが、自分をブランド化にできる。 ほか
第2章 成功する人は、迷いがない。
「これしかやらない」ことが見つかったら、勝ち。
流行っている店は、メニューが少ない。 ほか
第3章 自分ブランドの方程式を見つける。
100円ショップの買物で、自分らしさが出る。
自分の方程式を、身につける。 ほか
第4章 やりたいことで失敗する勇気を持つ。
「私は○○だけど、△△」というかけ算がブランドになる。
「元○○」から、早く抜け出す。 ほか
第5章 時代に左右されない価値を高める。
叱られることを目標にすると、ハードルが上がる。
ハードルの高さが、その人のブランド。 ほか
.気がついたら話していたことがブランドになる
自分ブランドに正解はありません。
「この人のやることは、全部正解」というのが、自分ブランドです。
考えて出た言葉では、もはやダメです。
気がついたら話していたというのが、好きなものです。
最初の1人の支持者をつくる
アートは、自分ブランドです。
粗大ゴミから現代アートに生まれ変わるのは、誰か1人が「これって面白い」と言った瞬間です。
1人がそう言うと、ほかの人たちも「そういえば、アートだね」と言い始めます。
まず、この1人を生み出すことです。
自分の方程式を身につける
自分ブランドは、X軸とY軸です。
X軸は、「自分が」できることです。
Y軸は、「相手が」幸せになることです。
ほとんどの人がXかYかどちらかで考えます。
これではブランドはできません。
ブランドは、XとYの組み合わせです。
2つの要素から成る人間連立方程式です。
キャラはかけ算で考える
自分を「○○だけど、△△」と表現すると、どうなりますか。(中略)
キャラは、かけ算です。
1つのキャラだけでは、かぶる人がたくさんいます。
ところが、「コクがあるのにキレがある」という相反するものを持ってくることで、その人のキャラが明確になります
.成功することより、成功の仕組みをつくる
何かで成功したら自分ブランドになるというわけではありません。
成功は、自分ブランドにはなりません。
成功は、ただ単に1回の成功にすぎません。
モノが売れたのは、ヒットして売れただけです。
「成功の仕組み」ができた時に、初めてそれが自分ブランドになります。
カッコよく負けることがブランド
カッコよく勝つというのは当たり前です。
一番のブランドは「あの負け方はカッコいいね」と言われるような負け方ができることです。
成功するかしないか、結果を出すか出さないかではありません。
失敗しても、結果が出せなくても、しくじってもカッコいいというのがブランドです。
気くばりせずに突き抜ける
嫌われないように気くばりしても、限界があります。結局は嫌われます。
「嫌われないためにやってたんだな」と見えます。
ところが、「あいつ、気くばりとかしないけど許す」「しょうがない、あいつは」「あいつは論外だよね」と思われる人がいます。
気くばりをするエネルギーを、突き抜けるほうに使ったほうがはるかにいいのです。
これが自分ブランドです。
本書は相変わらずの(?)「中谷節」が炸裂しておりましたが、冒頭でも触れたように、こと「ブランディング」に関してなら、中谷彰宏さんのお言葉は、いつもの2割増しくらいのありがたさw
そもそも、ありとあらゆる出版社から作品を出していて、その多くのフォーマットがほとんど同じ、というのがスゴイです(いい意味で)。
これは、しっかりご自身の「方程式」を持って、「仕組化」されているということかと。
ちなみに、本書によれば南原清隆さんに、「中谷さんは方程式持っているなぁ」と言われたことがあるのだとか。
芸人さんに、そこまで言わせるなんて、やはり「突き抜けて」ますよねw
◆とにかく付箋を貼りまくったので、割愛したところだらけなんですが、自分自身のために挙げておきたいのが、『「やらなきゃよかった」で後悔することは、実は1つもない』というくだり。
逆に「やっておけばよかった」という失敗をいくら積み重ねても、上記3番目の「方程式」に近づけません。
ですから、「やらなきゃよかった」という失敗を分析して、自らの「方程式」を生み出すべし。
そしてそのためにも、「量稽古」は大切である、と中谷さんは言われています。
◆また、『本を挙げて、「この人が薦める本なら、まず間違いなく面白い」と思ってもらえることが、ブランドです』という部分には、ドキっとしました。
これは特に書評ブロガーのことを指しているわけじゃないのでしょうが、自分自身を振り返ってみたり。
「みんながみんな、同じ本が面白いと思うわけじゃない」、という判断から「でも、こういう人には微妙かも」と逃げてしまうsmooth涙目の巻w
やはり小飼さんのように、「弾言」できる人、というのは、キチンと「自分ブランド」ができている、ということなのかと。
◆本書は「自分ブランド」に関して、非常に得るところが多かったです。
「気づき」という言葉はあまり好きじゃないのですが、テクニカルな部分よりも、「考え方」について腑に落ちまくり。
逆に、下記関連記事に挙げた本は、テクニカルなお話が多いので、先に本書を読んでおくとよいかもしれません。
もちろん既にお読みの方は、本書を読むと、改めて気がつく点や改善できる点があるかと。
著者プロフィール
中谷彰宏の作品
