「ここ一番」に強くなる自分コントロールの法則 (成美文庫)

  • 成美堂出版 (2013年2月1日発売)
3.14
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 27
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784415402222

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・悩んでいるという「気づき」があることは、自分からめをそらさず、物事を他人のせいにも環境のせいにもしていないことのあらわれ。あなたが短所と思い込んでいる点は実は長所である場合が多いもの。素の自分を肯定し、
    まずはありのままの自分でいることが素晴らしいという自信を持つことを学ぼう。それは生きていくうえで重要な基盤となり大切な本番で結果を出すための力となる。

    ・悩むのはちっとも悪いことではない。自分の行動に責任を持ち、我が身を振り返ることができる人でないと悩まないし、その先の成長もない。悩むことのできる人はそれだけメンタルが健全だといえる。

    ・本番に最適な心の状態を自分でつくる。ストレスが大きすぎると緊張と不安でパフォーマンスが上がらない。小さすぎてもやる気がでない。適度なストレス状態のとき最高の実力を発揮できる。

    ・出来事は平面ではなく多面体。さまざまな方向から眺めれば、見え方はどんどん変わる。

    ・他人をたくさん褒めればいつの間にか自分に自信がつく。他人のミスや短所を許容できない人は、自分自身のミスや短所も許容できていない。

  • 非常に読みやすく、カンタンなセルフチェックや気持ちの切り替え方などが掲載されているので、入門書、という意味ではオススメです。
    私自身、田中さんが代表をつとめる会社のコーピングのセミナーに一度行って、それ以来自分自身のストレスの感じ方について客観的に見られるようになったので、コーピングは良いメソッドだと思っています。

    一番自分にとって、良かったと思うのが、「一日にマイナスのストレスを感じる回数」を測ること。本の中ではクリップを持ち歩き、それを移動させた個数で数えていますが、私の場合はよる寝る前に一日の感情をまとめて書き出したり、他の人と回数の比較したりすることがとても効果的でした。

    自分なりのストレスに対する客観性を持つための手段として、どれが良いかをまず知る、という観点で、役立つ本だと思います。

  • ストレスとうまく付き合っていくコーピング技術の本。こういった系をあまり読んだことが無い人には、読みやすくて良いかも。

    私の状態がこう言う話を受け入れる体制になっていなかったのだろうな。私には物足りなく、この本を読んだだけだとまだ「ここ一番」の時に強くなれそうにありません。

  • 日経WOMANのNETWORKINGフォーラムにて、著者様のセミナーがあり、直接ありがとうを伝えたくて(サイン会があった)購入した本。
    ご本人の話調子を知っていて読むと、やっぱり読書から受ける雰囲気が変わるな、と思いました。幾つか実践してみます♪

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

五輪メダリスト/スポーツ心理学者(博士)/慶應義塾大学特任准教授。1967年東京生まれ。1988年ソウル五輪シンクロ・デュエットで銅メダル獲得。日・米・仏のシンクロ代表チームのコーチを10年間歴任。米国大学院で修士修了(スポーツ心理学)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で博士号取得。日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング上級指導士として、トップアスリートから経営者・医師・研究者などに心理コンサルティングを行う。また心理学をベースにした企業研修や講演も数多い。国際オリンピック委員会(IOC)マーケティング委員、スポーツ庁スポーツ審議会委員、報道番組コメンテーターを務めている。『人生最強の自分に出会う 7日間ノート 超一流のメンタルをつくる感情整理プログラム』『99%の人がしていない たった1%のメンタルのコツ』ほか著書多数。フランス人の夫との間に一男一女。

「2022年 『心の整えかた トップアスリートならこうする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中ウルヴェ京の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×