世界一簡単なLEDのきほん: ゼロから理解する

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 30
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416108130

作品紹介・あらすじ

LEDを知る入り口に立ったときに、まず「LEDって何?」というところから広く紹介。後半では興味を持った人が自分で試せるようにいくつかの電子工作を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • # 書評☆3 ゼロから理解する世界一簡単なLEDのきほん | LEDがどんなものかなんとなく把握できる

    ## 概要
    LEDがどこで利用されており,どういう仕組みなのかを説明している。

    あまり小難しいことを書かずに説明しており,なんとなくわかった感じはする。ただし,LEDのもとであるダイオードについての説明はあまりなかった。

    巻末に参考文献もあるが,あくまで電子工作のための入門書だけで,さらに細かく詳しいことを知るための書籍の紹介はなかったので惜しかった。

    書籍の最後は全体の1/3程度の40ページほどをLEDの電子工作に当てていた。これは個人的に要らなかった。電子工作をするための本ではなく,LEDがどんなものかを知りたいだけだったので,もっと詳しいことを知りたかった。

    ## 結論
    LEDがどんなものなのかをだいたい把握するのには丁度よい本だった。

    ただし,これだけだと物足りない。詳細は専門書などを当たるのがよいだろう。

    なお,本書の内容を元に,青色LEDの話題を掲載し,小中学生向けに編集された「[よくわかる LED・発光ダイオードのしくみ: 光るメカニズムから青色発光ダイオードまで](https://senooken.jp/blog/2018/11/15/)」が刊行されている。

    パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/11/06/>

  • 目次:はじめに、1.LEDはどこにいる、2.LEDの形について、3.光ることで目に見える、4.LEDのいろいろな応用、5.照明としてのLED、6.電球とはどう違う? 7.発光の仕組み、8.半導体ってなに? 9.ダイオードってなに? 10.ダイオードの種類、11.半導体の中で何がおこっているのか? …他

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784416108130

  • 工作でLEDを使いたいと思っている人にはちょうどいいかもしれない。
    しかし順電圧についてなどちょっと応用した回路には対応できない。
    その辺の専門的なところを「世界一簡単に」説明して欲しかった。
    ジワジワ光るホタル回路を載せているのは珍しい。

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著者プロフィール

伊藤 尚未:筑波大学在学中に第3回オムニアートコンテスト最優秀賞を最年少で受賞し、1993年名古屋国際ビエンナーレARTEC'93のグランプリなど、国際的な賞を多数獲得。作品は幾何学的なオブジェから動きや光、音を伴うものに変わり、芸術性と科学性を両立させた現在の作風を確立。音や光を利用するための高い電子回路技術と工作技術が注目され、2001年より月刊誌「子供の科学 」 で電子工作記事の連載を開始。2008年には韓国のソウル国立科学館の「サイエンスイリュージョン」 に参加、活躍の場を海外にも広げている。2010年より、フリーのメディアアーティストとして電子工作やおもちゃ作りなどのワークショップを展開するほか、大学の非常勤講師などを務めている。

「2023年 『電子工作大図鑑 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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