広告コピーの教科書: 11人のプロフェッショナルの仕事から伝える

制作 : 誠文堂新光社 
  • 誠文堂新光社 (2015年1月23日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416113189

作品紹介

本書に登場する11名の広告コピーのプロフェッショナルたちは、コミュニケーションのヒントとなるコピーライティングのテクニック論だけでなく、コピーライターとしての生き方まで深く掘り下げて語っています。コピーが自己表現か否かという議論ではなく、やはりそこには一人ひとりの人柄がにじみ出ている。そんな魅力が詰まってます。コピーライターや広告マン、それを目指す人たち、そして言葉に興味を持つすべての人たちへ。コピーライティングの、さらにはコミュニケーションの教科書として、必携の一冊です。
・谷山雅計
広告の受け手と、クライアントと、
僕に仕事を頼んでくれた人。
広告をつくるとき、三つの立場の人を幸せにしたい。

・一倉 宏
人々に思いを伝える、働き者のコピーは、きっと型にはまっていない。
言葉はもっと自由でいい。
言葉の型から抜け出す、それがなによりも難しいこと。

・小西利行
「難しい」ことを「簡単」にする、それがすべて。
簡単だけど、おもしろい。簡単だけど、深い。
一瞬でわかって効くコピーが、世の中を動かすんです。

・安藤 隆
実験のような言葉づかいがすきだ。
チャーミングな意味不明を、見る人の想像力にゆだねる。
そんな広告をいつもつくれたらいいんだけどね…。

・福里真一
その広告が話題になっていくときの「呼び名」を考える。
それが私にとっての、
コピーライティングかもしれません。

・仲畑貴志
モヤモヤとした思いを胸に今を生きる人たちが、
そのコピーを見て、「そうそう」って膝を打ってくれたら、
それがいちばん届くコピーですよ。

・国井美果
コピーで嘘を言わない。
企業や商品の良い面が見える〝光の当て方?を探して、
「なぜだか、どうしようもなく好き」になってもらいたい。

・前田知巳
「企業人格」を見て、「憑依」して、
「相手を理解」して言葉というかたちにする。
それが、僕の仕事のやり方です。

・岩崎俊一
人間の幸福は、考えることのなかにあると思うんです。
何気ない日常の出来事を掘り下げて考える。それが面白い。
生きている限り、コピーのヒントは、永遠にあるんですよ。

・門田 陽
予算がないから、アイデア勝負。なかでも
一番お金がかからないコピーで、目立つために頭をひねる。
九州という土壌がコピーライターを育ててくれるんです。

・秋山 晶
広告において、僕は数よりも強さを取る。
まんべんなく多くの人にではなく、
一人ひとりに強く響くものをつくる。

広告コピーの教科書: 11人のプロフェッショナルの仕事から伝えるの感想・レビュー・書評

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  • 尊敬するコピーライターの仕事感を学べる本。天才コピーライターの人たちもたくさんの挫折や悩みがあることを知ることで、自分も頑張らなきゃなあって気持ちになる。コピーライターの文章というだけあって、それぞれの人格が伝わって来る上手な文章。

  • 図書館でふと借りてみた本。
    コピーライターって言葉を操る人のイメージだったのだけど、それは表面的な理解だったことが分かりました。

    言葉は強力で、人の行動や、その先にある文化まで変えてしまう というお話が一番印象に残りました。
    コピーライターじゃなくても、言葉を使う人(つまり日本人全員なんだけど)にとって言葉の作り方、使い方についてあらためて考え直すきっかけになると思います。

  • また、読みたい。これほどのレベルで仕事をしたい。思いを込めてやってこう。

  • ベテランから、比較的若い人まで、幅広い人選がいい。この若い人たちが、次の世代の目標になる。

  • 仕事に行き詰まっていたので読んだ。読むべき時に読めた。視野を広く。
    サントリーと佐藤雅彦さんは本当にすごいんだな。

  • ※一部執筆を担当。

  • 2015/07/04 読了

  • 11人のプロフェッショナルによる コピーとは何か
    について、語る。
    確かに、教科書のような役割をしている。

    コピーとは 『簡単 明瞭 簡潔』であるべきで
    そのことが、人に広がる大きな 伝染力を持つ。

    この11人の コピーライターは それぞれ個性があり
    そして、ひとかどの人たちであり、
    ああ。このコピーは この人が つくったのか
    と思わせる モノである。

    コピーって、やはり 記憶に残るものなんですね。

    時代とともに コピーは おおきな変化を
    している中で、どうコピーを構成し 編集するのか。

    日本語のイメージは 柔らかさがあるが
    中国語で どうキャッチコピーをつくるのか
    そのことが 今のいちばんの課題である。

  • 小西利之
    コピーを書く時、まず商品と世の中の接点を探し出すことから始める。その接点のことを「争点」と呼んでる
    この商品と時代の接点はここなので、こういうやり方だと売れると考える。プレゼンでは、そのポイントをクライアントに提案するだけ。そのときに、世の中が求めているものが機能なら、コピーも機能を訴求するし、世の中が気分を求めているなら、コピーも感覚的な表現になる

    よいコピーはその後の行動を生む。言葉を変えると行動が変わる。行動が変わると体験が変わる。体験が変わると幸せが変わる

    安藤隆
    烏龍茶はサントリー、のこと

    のことの部分。機能的のもコピー的にも「烏龍茶はサントリー」でいいんだけど、やっぱり何か足りない。分からなさが足りない。不合理のようなものが足りない

    お茶の葉主義

    細部に小さな違和感のようなものをつくる

    仲畑貴志
    「早い話が」「要するに」に続く言葉をたくさん書いていく

    モノからコトへ

    コトで語られることは、簡単に言えば人間を語ること

    知性の差が顔に出る  →  知性の差が顔に出るらしいよ... 困ったね

    エビの尻尾の役目

    おしりも洗った方がいいです  →  おしりだって洗って欲しい

    言の葉にのりやすい「取っ手」

  • まずはイメージしてみる。
    はしゃいで、おもしろがらせようとしてもダメ自分が面白いと思うことだけを本気で追及すればいい。
    かっこつけるほど、カッコ悪くなる。広告はそもそも招かれざる客であり、真剣に向き合ってくれる人はそう多くない。そんな状況でどんなに恰好つけても企業の下心は見えている。

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