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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784416113400
みんなの感想まとめ
デザインの力を通じて新たな価値を創造することをテーマにした本作は、著者が自身のパートナーである佐藤可士和を支える姿勢を描いています。彼の才能や実績が際立つ一方で、その背後には彼を支えるマネージャーの存...
感想・レビュー・書評
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新しい価値を世の中に提示するような時代のアイコンになりたい
→それならアートディレクターとして世間に知ってもらう必要があると考え行動
全面ガラス張りの蔦屋書店をデザインした時、「すごい!アートディレクター佐藤可士和の本当の価値がわかりました」と言ったら、「やっとわかったか笑」と満足そうだった
たとえコンペでも、目先の勝ち負けではなく、本来の目的や意図を見失わずに「そうあるべきだと思ったこと」を貫くとよい。
「今回求められてるのはこのビッグプロジェクトを統括する役割。普通だったら無理というスケジュールの中でも、最高の結果を出せる人だと信じてご依頼いただいているのだから、まず今のスケジュールでできる最善の案を出してほしい。その上で「もしこれくらい遅らせれば質を上げてこれだけのことができます」という提案でないと。ここで遅らせること前提で無理ですと話すのは優先順位が違うと思う」
やりたいと思っていること考えていることは積極的に口に出す。特に誰かが聞いてくださる場で発言したり、機会があればメディアでもアピールしたほうがいい。そしたらチャンスが降ってくる。
ふじようちえん
佐藤はクライアントの発言の中に込められた園長先生の幼児教育に対する「想い」を的確に読み取りデザインした。
この人だ!と思ったら、無謀でも飛び込んでみたりチャレンジしてみること。
業界No. 1であっても、一般的に飽和と言われていても、チャンスはたくさんあるのだと言うものの見方をする。トップであっても「前提」や「常識」を疑う。
佐藤可士和を支えるベースとなっている「小さな日々の積み重ね」
①「知らないこと」を知る努力
毎朝出社したら経済紙と一般紙に目を通す。
ざっと全体を確認して、関係ありそう(デザイン、広告業界のニュースや現在一緒にお仕事しているクライアントや競合他社、その業界全体の動きなど)な記事を見つけ、気になったものは切っていく。平均10-20枚。
新聞は毎日読んだほうがいいとは言っていたけど、本人は忙しくそれどころじゃない。切り取った記事だけ渡すようになってからは書かずその日のうちに目を通すようになった。
仮に社運をかけた、あるいは次の10年を考えるプロジェクトがあって、経済新聞を読んでいれば当然知っているようなことすらわかっていなかったとしたら「この人大丈夫だろうか?」と不安に思われてしまう。
新聞読むのは自分のためにもなる。世の中知れる。
②スケジュール調整
週に一度集中できるデザインデーを設けてる。佐藤の頭の空き具合を見極めて的確にデザインデーを設定する。
スケジュール管理はデジタルだが手帳も2冊。
●1冊は見開き2週間の年間予定表を入れ、年間を通した中長期的な予定を記入。
例:年間契約しているクライアントとの話し合いのタイミングや、数ヶ月先に設定しているプロジェクトのキックオフミーティングなど
●会食や手土産用
同じ方と同じ店や同じ手土産が続いてしまったということがないように。
どうでもいいことに見えて、そういった配慮はできて当たり前、できていないと気が利かない印象を与える。どうでもいいことでもちょっとしたことで印象が左右されるから、少しの努力で防げることはやったほうがいい。
③30分のリセットタイム
気持ちを切り替えたり頭を整理したりの時間。
④時間の管理
会議が長引いていたらメモを入れたり。
自分が遅れても平気と思っていれば周りもそうなる。周りに注意するならまず自分がちゃんとする。
時間を守るからクライアントに信用されるではなく、それすらできなかったら信用度が落ちる、というレベル。
お忙しい中時間を調整して集まっている方を15分以上お待たせすることはありえない。相手に対する当然の感謝やその後の予定を狂わせるかもしれないことに対して配慮を持つのは当たり前のこと。そういう常識から外れない姿勢でいることは、自分の仕事の可能性を広げていくことにつながる。
⑤体を鍛える
⑥アウトプットとインプットのバランス
刺激を受けるのは人との会話やクリエイティブな情報の集まる都市だけでなく、インドやケニアなど長い歴史やパワーが溢れる場所も大切なインスピレーションよ源なので、思い切って休みを取り出かけるようにしている。
時には彼のデザインに対して「他のパターンでも作ってみたら?」と提案することもある。もちろん本人もそう感じてるタイミングで。
わかっていることを言われ若干不愉快そうな顔をするけど、クライアントの想いをベストな形で昇華できるまであらゆるアプローチでその答えを探していく。
⑦周りからの見え方
洋服など身なりも、微妙と思ったら伝えるようにする。TPOに合わせて、周りの方へ敬意を払えるように、また本人の価値が下がらないように気を配る。
ただの「分かってない人」と思われてしまったらもったいない。世の中に突出している人ほど、自分のスタイルを貫いているように見えて、その場での見え方をコントロールしているのではないかと思う。自分の好きなスタイルを時と場で自分の立場に応じて柔軟に対応できることは大事。
全てがサムライのクオリティを表すと考え、それを常に忘れずにいることが、私がマネージャーという立場で最も心掛けていることの1つ。
もう忙しすぎて無理!という時も、広い視野、多くの視点から時代・世界の動きを読み、その中でクライアントである企業が目指すべき姿を提示していく仕事をするのであれば、フルスピードで走りながらも適切なタイミングで的確なジャッジを下していく能力は不可欠。世の中の動きは加速するばかりで待ってはくれない。
「限界だ」と思っても、そこを克服して自分自身の限界を超えていく努力として大きかったかなと思うのは、「仕事の初期設定」「自分が手を動かすかどうかということ」「オフィスの作り方」。
● 仕事の初期設定
プロジェクトにおける佐藤の立ち位置。外の人間だと思わず中の人間だと思って信頼してなんでも話してほしいというお願い。クライアントの本当の思いを真摯に伺って、それを実現するにはどうしたらいいか話し合っていける関係を築くこと。
● 自分が手を動かすかどうかということ
時間がないため自分でやりたくてもスタッフに任せるということも必要。
●オフィスの作り
佐藤が今のオフィスを気に入ってなかった時、すぐに引越ししよう!と不動産に電話し物件を決めて引越ししたところ、元気になった。
マネージャーとして「クリエイターが今どういう状態にあるか」を正確に見極められるかどうかが重要。「これくらいのこと」と見逃してしまっていたら、少しずつ仕事のクオリティに影響が出てきただろう。小さなことの積み重ねが「クオリティ」を作っていく。
2回の引っ越しは額も相当だったけど、大胆に逃避したからこそのリターンは確実にあり、それは予想を超えるものだった。
マネージャーであれば当然リスクも考え守りに入ってしまいがちだけど、その想像力にリミットを設けることのほうが最大のリスク。
遠くしか見ていなかった僕に、彼女は具体的な方法論を示した。彼女は僕に新しい視点を提示してくれる人。
人間ってやりたいことをやりたいようにできている時は精神的に安定してる。彼女の機嫌がよく、快適な状態でいられることは僕にとっても詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奥さんの著書
デザインで終わるのではなく、デザインの力で新しい価値を世の中に発信していきたいという想い
スマップ、ユニクロ、幼稚園、 -
佐藤可士和は素晴らしいのだが、力を発揮するためにサポートしているのが、マネージャーである著者のなのですね。素晴らしい。
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奥様であり秘書である佐藤悦子さんから見た佐藤可士和氏の仕事スタイルとその弱点(ネック)をどうサポートするかの観察眼、佐藤可士和氏の成果に対するコメント等。他の可士和氏の本を読んでいると尚楽しいと思う。
優秀な女性なんだなぁ、キレイだし、羨ましい!!!! -
この二人すごいなぁ。
夫婦なのにパートナー。
すごい。 -
改訂新版
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内助の功というだけでは言い表せない関係
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主旨は何でしょう?
佐藤悦子の作品
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