宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学

  • 誠文堂新光社 (2014年12月1日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784416114780

感想・レビュー・書評

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  • 第96回アワヒニビブリオバトル「旅」で紹介された本です。オンライン開催。
    2023.2.18

  • 宇宙戦艦ヤマト2199に出て来る様々な天文現象、天体を「実在」「架空」のラベルもつけながらわかりやすく解説。
    逆に、「宇宙戦艦ヤマト2199はこんなにも“時代考証”をしていたのか」と感心する所も。

  • 宇宙戦艦ヤマト2199は初代と比べ、より科学的な正確さがアップしている。この本により、理解が深まった。
    特に波動エネルギーが納得だ。アニメでは、これは真空から無限にエネルギーを取り出し推進力、ワープ、ショックカノン、波動砲等の主要エネルギーとなっているが、真空からって・・・と思っていたが、量子論による真空状態とは、(私のつたない頭での理解だが)正と負の粒子がつりあっている状態と考えた。だからここからエネルギーを取り出すことが可能。ダークエネルギーもこれを指すのだろうか?
    アニメを思い浮かべながら読め、楽しい本。

  • ヤマト2199の考証を担当した天文学者による天文解説。最近のSFには科学者による考証が付いている。『エヴァQ』の冒頭『インターステラー』『巨人』の道具もそうらしい。そういった設定や考証が物語に現実味を与えて引き込まれやすくなるのだろう。
    わりと新し目の天文学の発見が解説されている。たとえば、グリーゼ581星系など。

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著者プロフィール

半田 利弘:宇宙戦艦ヤマト2199の科学考証担当。鹿児島大学 大学院理工学研究科・理学部物理科学科 教授。理学博士。専門は電波天文学。天の川銀河や他の銀河の星間物質の状態と構造の関係について研究。天文学普及活動も積極的に行っており、ヤマトを天文学的視点で見る講演会も各地で行っている。

「2014年 『宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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