ミミズの謎: 暗闇で光るミミズがいるって本当!?

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 21
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416115206

作品紹介・あらすじ

ある日、通勤路のアスファルトでたくさんのミミズがひからびていたのを目撃したことから、著者のミミズウオッチがはじまった。なぜミミズは路面に出てくるのか、そもそもどんな生き物なのか。ウオッチするうちに、光るミミズがいることを知った著者は、なぜ光るのかを探求しはじめる。ミミズの生態から観察、研究する科学の楽しみをイラストと珍しい写真とあわせて紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は仕事をしながらミミズの研究をしている。大学の研究者と違って場所も費用も自分持ちだろうから、その点はすごいと思う。もし家族がある人なら、ご家族の苦労はいかばかりかと。夫あるいは父がミミズを飼うだけでなく、室内でつまんだり引っ張ったり解剖したりの実験を行い、何年も近所で干からびたミミズの数を数える。大学の学者なら言い訳が立つが、全く関係ない仕事をしていたらご近所からは変人と思われても仕方ない。まあある意味変人ではあるだろう。こうして本を出せて、ご家族もほっとしているのではないか。などなど、感慨深かった。
    子ども向けの本で、文章と図版のバランスが良いのがこのシリーズの特長。内容はもともとミミズに興味がある子どもには楽しいかもしれない。私自身はミミズが嫌いではないし、彼らのしている仕事には敬意を抱いているが、積極的にふれあいたいとは思っていないので、正直言って緑色のミミズは気持ち悪いと感じてしまった。ミミズがダメな人は読まないとは思うが。
    こういう市井の研究者が、大学の学者を支えることもあるし、大発見をする可能性もあるので応援したいが、本としてはすごく面白いというほどでもなかった。
    誠文堂新光社は岩波科学ライブラリーの生き物シリーズ子ども版を目指してがんばって欲しい。

  • 何故、道の真ん中で干からびているミミズがいるのだろうと不思議に思った著者の観察がすごい。毎日決まった時間、場所に干からびたミミズがどれくらいいるか観察し推論を導き出している。子供には少し難しいがこんなへんな人がいるというのにはいいかも。

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著者プロフィール

柴田 康平:ミミズ研究談話会、日本土壌動物学会会員。ミミズの生態を観察し続けているミミズウオッチャー。

「2015年 『ミミズの謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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