えびなみつるの完全図解 天体望遠鏡を作ろう

  • 誠文堂新光社 (2002年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784416202135

感想・レビュー・書評

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  •  反射望遠鏡を手作りするレシピ。ガラス研磨とフーコーテストを繰り返すことで,かなり精度の高い反射鏡ができるらしい。金属蒸着は家では無理なので,町工場などに外注するそうだ。
     でも自分で望遠鏡作ろうとは思わなかった。ちなみに,望遠鏡には光学系がレンズだけの屈折式と,鏡を使った反射式がある。レンズは波長ごとに屈折率が違うので,色が滲む色収差の問題が生じるが,鏡面反射は波長によらないので,反射式では色収差がなくなる。ガリレオはレンズを磨いて屈折式望遠鏡を作ったが,屈折式で倍率を上げようとすると,望遠鏡がバカみたいに長くなる。色収差が起こるので,レンズでの屈折を大きくできず,対物レンズと接眼レンズを離さなくてはならなかったからだ。そこでニュートンは,鏡を磨いて反射式望遠鏡を作った。ちなみに,ガリレオが死んだ年にニュートンが生まれている。
     とはいえレンズでも,単レンズでなく何枚か組み合わせることで,色収差を減らすことができる。カメラのレンズは,大抵そうなっている。でもやはり屈折で高倍率を出すのは難しく,高倍率にはコンパクトな反射式が向いている。カメラのレンズにも,反射式の望遠レンズがある。

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著者プロフィール

1951年、宮城県生まれ。早稲田大学在学中に漫画研究会に所属し、フリーの漫画家となる。天体や宇宙論に関する書籍、絵本のイラストレーターやライターを数多くつとめる。プラネタリウムの上映企画にも携わる。

「2015年 『宇宙 素朴な疑問が解ける本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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