菌類の世界 きのこ・カビ・酵母の多様な生き方 (子供の科学★サイエンスブックス)

  • 誠文堂新光社 (2011年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784416211106

作品紹介・あらすじ

カビ・キノコ・酵母といった菌類の世界を解かりやすく紹介します。

微生物やウイルスについて科学的に紹介されている本はありますが、「菌類」を明確にとらえた本はこれまでありませんでした。
そのため、ビフィズス菌が菌類の仲間のように誤解されていることがあります。

本書では、「菌類」の生態を明らかにし、菌類の中でも特徴的なカビ・キノコ・酵母を中心に、生活環などをくわしくまとめています。
キノコなどは肉眼で見ても興味をひきますが、カビや酵母などは顕微鏡で見るとビジュアル的にインパクトがあります。
子供が自分で挑戦できるカビの観察方法なども掲載。
菌類が微生物の中でどのような位置づけを明確にする本です。

みんなの感想まとめ

菌類の生態や特徴を詳しく解説した入門書で、キノコ、カビ、酵母などの真菌についての理解を深めることができます。誤解されがちな菌類の分類を明確にし、原核生物との違いや菌類が持つ良い面・悪い面についても丁寧...

感想・レビュー・書評

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  • 菌類の基本から生態まで大変詳しく書かれた入門書です。
    児童書ではありますが、年齢を問わず勉強になること請け合いの一冊。
    菌類とはキノコやカビや酵母菌などの真菌を指し、納豆菌や乳酸菌などは細菌である分類の誤解をまず解きます。
    原核生物と真核生物の違い、人間にとり菌類の良い面と悪い面をじっくり解説しています。
    水中と山中の菌類、土壌の菌類、麹菌の培養や観察の手法も紹介されており、実践に結びつく内容に感激しました。

  • 「子供の科学」となっているけれど、十分手応えがあったし、おもしろかった。ぼくは子供なのかもしれない。
    こういう本に出会って、菌類っておもしろいなあと思う子供は幸運だ。ぼくも子供の頃に何冊かこういう本に出会った。それが進学や就職やローンに役に立ったかと言われると別に役に立たないのだが、そんなことはどうでもいいのだと断言できる。

  • 子供の科学シリーズは初めて読んだが、専門性の高い内容、と思ったらそれもそのはず。著者の細矢剛さんは、著者紹介文によると、国立科学博物館植物研究部菌類・藻類研究グループ長を務める専門家とのこと。
    第2章以降でカビ、キノコ、酵母、粘菌などそれぞれの生態に迫るが、その前に第1章で菌類の始まり、生物の進化から丁寧に辿っていく。遺伝子を切り口にした生物分類を知り驚いた。真核生物、核のない細胞でできている原核生物、

  • 子供の本だけど、大人も楽しめる。いや、むしろ大人の初心者向けの本かも。図書館で借りた本だけれど、欲しくなりました。何度読んでも新しい発見がありそう。わかりやすく、深い本です。

  • 最近、細菌とか(兼:ダジャレ)、菌類に興味があります。
    なかなか奥深い世界があると思い始めたのです。

    この本、菌類の生態について丁寧に書かれています。
    「子どもの科学」シリーズなのですが、ビギナーにとっては十分な詳しさ。
    写真もたくさんあり、なかなか楽しめました。

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著者プロフィール

細矢 剛:国立科学博物館植物研究部長。1963年東京生まれ。筑波大学大学院修士相当課程修了後、民間の製薬会社研究員を経て現職。専門は菌類、特にビョウタケ目という小型のきのこを形成する子嚢菌類とカビの生物学。共著書に『菌類のふしぎ』など。

「2024年 『BIOCITY ビオシティ 97号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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