星の名前のはじまり―アラビアで生まれた星の名称と歴史

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 186
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416212837

作品紹介・あらすじ

現在一般的に使われる星の名称は、アラビア語起源のものが多くあります。
古代エジプト・メソポタミアで生まれた星座神話がアラビア世界に伝わり、その時代に星々の一つ一つに名前が付けられました。
アラビア語の星の名前が、どのようにしてその後の世界に伝わり、現代まで受け継がれたのか、その歴史的な変遷をたどります。

感想・レビュー・書評

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  • きっと澄んだ空を見上げて、星に近づこうとしたんだろうなぁ。。。

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    「「ベテルギウス」、「デネブ」、「アルタイル」などの「星の名前」は誰がいつ付けたのか? 本書では星の名称の由来と歴史をわかりやすく紹介します。現在一般的に使われる星の名称は、アラビア語起源のものが多くあります。古代エジプト・メソポタミアで生まれた星座神話がアラビア世界に伝わり、その時代に星々の一つ一つに名前が付けられました。アラビア語の星の名前が、どのようにしてその後の世界に伝わり、現代まで受け継がれたのか、その歴史的な変遷をたどります。著者はエジプト考古学の第一人者であり、天文ファンでもある早稲田大学エジプト学研究所所長の近藤二郎氏。月刊天文ガイドの長期連載「古代オリエントの天文学-イスラーム星物語」連載をベースに新たに新編を書き下ろし、豊富な資料を加えて構成しました。星の名前、星座神話に興味をお持ちの方に最適な一冊です。 」

    • 詩渚さん
      古代エジプトの遺跡・歴史関連はチェックしてたのですが、星座は未チェックでした( ̄ω ̄;)
      天文学も面白そうですね!レビュー参考になりました(...
      古代エジプトの遺跡・歴史関連はチェックしてたのですが、星座は未チェックでした( ̄ω ̄;)
      天文学も面白そうですね!レビュー参考になりました( ´ ` ♥)
      2012/08/07
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      エジプトって奥が深いですよね。と知った風に書きましたが
      本で読んだりしているのは、ヒエログリフと壁画くらいです。他に興味深いと思っているのが...
      エジプトって奥が深いですよね。と知った風に書きましたが
      本で読んだりしているのは、ヒエログリフと壁画くらいです。他に興味深いと思っているのが、
      アレクサンドリア図書館(過去に行けるなら此処にします)と、山岸凉子が題材にしたハトシェプストです。
      2012/08/07
  • 星の名前の由来が解説されている本です。星の名前はアラビア語起源のものが多く、その重要な資料であるスーフィーの『星座の書』の星図や星座絵が沢山掲載されています。その解説では「詳細は不明」となっていることもあるけれど、『星座の書』の星図・星座絵がまとまってみれることや、星の名前の意味が簡潔にまとめられているという点で良い本だと思います。

  • 天文学が発達したイスラームの歴史の概要と、星座ごとに個々の恒星のアラビア語名の意味とそれがどのように今に伝わったかを述べている。記述には重複が多い。

  • 小さい頃『星座 観察と伝説』を読んで夜空の星(東京郊外なので天の川も見えなかったのだけれど)に思いを馳せたものだった。星座の名前はギリシャ神話、星の名前はアラビア語由来が多いと知った。
    「ヴェガとはアラビア語で落ちるわしという意味で」「アルタイル アラビア語で「飛ぶ鷲」という意味です。「アルデバランとはアラビア語の「ついてくる者」という意味だそうです」等々。
    でも、鷲という共通の語があるはずのヴェガとアルタイルが全く違う言い方なのがすごく不思議だった。いったいアラビア語って?!
    その後、アラビア語を実際に勉強しようと思ったのは、星のことはどこかにいって、イラン映画のクレジットを読むためにアラビア文字が読めたら役に立つんじゃないかと考えたからだったが…、ここへきてこんな本があることを知り、子どもの頃の疑問を解くべしと手に取ってみた。
    →そういうことだったのか!疑問解決。嬉しい。
    ではあるけれど、2章~5章の中心的な説明ではアラビア語の表記が殆ど出てこないので、読んでいて何だか消化不良になった気分だったのも確か(ずっと読み進めると6章で表になって出てくる)。
    そういう構成なので仕方ないが最初から示してほしかった気が。
    あと横書きの方が理解するには助かったと思う。
    世界史に疎いので、アラビアの天文学の歴史の概説はありがたかった。
    アラビア語が星の名前に採用されたものとともに、アラビア語が採用されなかった星のアラビア名(例えばぎょしゃ座のカペラ←アル・アイユーク)も詳しく解説してあるのが素晴らしい。

    全天3位の明るさの恒星ケンタウルス座α星が「リジル・ケンタウルス」と書かれていて、あれ?こういう名前だったのか?全然覚えていなかったわ、と思って『星座 観察と伝説』を読み直したら、こちらでは「リギルケント」と書いてあった。ああ、これもなるほど、なのでした。

  • もともとは「イスラーム星物語」としての連載。巻末にはイスラーム史年表や地図もあります。もうちょっと、ロマンチックな本かと思ったのですが、思ったより真面目で、淡々としています。サブとメインのタイトルが逆であり、もっというと、星の名前を借りたイスラームへの誘い、のようでした。ちょっと、思ってたのと違ったなあ。

  • アラビアンな でもギリシャ神話の星座をどう命名したか、
     オリオン座は、どういふややこしい者か、
     あと星の名前で、デネブがいっぱいある問題とかもある。
     うんうん。

  • 淡々と説明がなされる中、
    時々著者の方のテンションが上がる箇所があり、
    アラビア語や星空への愛のようなものが感じられました。アラビア語学習をもっと続けたくなりました。

  • 地域史

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著者プロフィール

■近藤 二郎(コンドウ ジロウ)
早稲田大学文学学術院教授。早稲田大学エジプト学研究所所長。天文ファンとしても長年熱心に活動。
専門のエジプト学、考古学の知識を活かし、天文学や星座の歴史的な研究を行う。

「2021年 『星座の起源』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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