二宮康明の紙飛行機集 戦闘機・飛行艇 (切りぬく本 新10機選 2)

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416310243

作品紹介・あらすじ

「子供の科学」2007年4月号以降に発表された、二宮康明氏の新作紙飛行機のうち、形の美しい戦闘機、飛行艇を集めたもの。「子供の科学」以外では発表されていない新作で、プロフィル機としての美しさはもちろん、紙飛行機としての性能も高いものです。

■目次
ジェット・ファイター(N-2420)
ヴォート・コルセア(N-2402)
F‐8“クルセーダー”(N-2416)
三菱 零戦(ゼロ戦)(N-2562)
超音速巡航のできるF-22(N-1181)
日本の主力戦闘機F-15(N-395B)
戦闘飛行艇(N-2497)
飛行艇(N-2324)
「子供の科学」紙飛行機40周年記念 複葉飛行艇(N-2240)
双発飛行艇(N-2384)
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感想・レビュー・書評

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  • その昔、大学生であった私は子どもの遊びと発達について研究していた。その中で指導教官の先生から教えていただいたものが「紙飛行機」である。
    材質が紙という以外、全て本物の飛行機と飛ぶ仕組みは同じという優れものである。
    羽根が揚力を得る仕組み、旋回のさせ方、上昇や下降の調整など実に科学的である。そしてとてもシンプルである。
    だから、ライト兄弟の飛行機から零戦、F22ラプターと、あらゆる飛行機が再現可能だ。
    実際に自分も1分以上飛ばすことができた。
    東京の狭い公園で、一心不乱に飛ばしていた。かなり怪しいやつに見えたことだろう。
    その年の夏は紙飛行機と児童館の指導員としてのバイトで過ぎていった。毎日下宿に帰ったらバタンキューなだけの青春であった。
    聞けば大人の競技大会もあるという。子どもから大人まで楽しめると言う点で奥深い。
    今回はその最新版として、装いもあらたに登場している。
    あまりの懐かしさに購入した。私が所蔵しているものは結構なプレミアがついていた。
    子どもと作ろっかな。

  • 飛行機が好きな小学校低学年〜中学年くらいの子供と遊ぶのにオススメ。

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著者プロフィール

二宮 康明:1926年仙台生まれ。1951年、東北大学工学部通信工学科卒、同年から1984年まで電電公社(現:NTT)電気通信研究所勤務。1967年、第1回国際紙飛行機大会サンフランシスコ大会でグランプリを受賞。この年より月刊誌「子供の科学」の紙飛行機付録の連載がスタートし、2012年で45周年を迎えた。2013年、第47回吉川英治文化賞受賞。日本紙飛行機協会会長、日本インダストリアルデザイナー協会会員、自家用飛行操縦士、工学博士。

「2016年 『二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機Ⅲ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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