色鉛筆の新しい技法書: なぜ上手に描けないのか、そのポイントがわかるアドバイス付き

著者 :
  • 誠文堂新光社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416314357

作品紹介・あらすじ

色鉛筆の教室を開き、多くの生徒さんの作品を見ている著者の河合さんは、
描き方を一通り教えても、どうしてもあと一歩というところで、上手に描けていない方もいて、
その生徒さんには、いくつかの傾向があると話します。
中でも、「もう少し立体的に見せたい」「質感が出せない」「ツヤツヤ感がない」など、
その対象物の特徴をうまく表現できない人が多いようです。色鉛筆の描き方の本は類書も多々ありますが、
本書は、もう1つうまく描けない人の具体的な問題点を項目にして、その描き方を解説する技法書です。

球や四角柱などの立体感、ガラスや陶器、スポンジ、布ものなどの素材感、
描きやすいテーマ切り(花、葉っぱなどの植物、果物…)などの、
河合さんの参考作品例の掲載のほか、生徒さんの作品とその作品の著者の添削後の作品を掲載し、
読者が客観的にうまく描けないポイントがわかる本にします。

また、今回は、ホワイトワーク(白色の上手な用い方、描き方)など、新しい技法も紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 色鉛筆を主体に作品を作るなら、必読の価値あり。かなり詳しくそして楽しい内容。

  • 私も塗りが薄いのでどうにもならないときがある。そんなときは暗いところをきちんと暗くするのね。あと、ハイライト大事。

  • 河合ひとみさんの色鉛筆画教本です。
    基礎的なことやドリルは『色鉛筆の練習帖』が適していますが、Tipsとしてはこちらがおすすめです。上手くいかない人へ向けたお悩み解決法のようなものです。
    要点がわかりやすいので、ドリルで躓いた人の助けにもなると思いました。

  • 想像の3倍程度の色使いに驚いた。

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著者プロフィール

色鉛筆細密画家。東京外国語大学ロシア語学科卒。1970年代初め、細密画を色鉛筆で描いてみようと思い立つ。大学卒業後、会社勤務や英語講師を務めるかたわら、イラストの仕事も手掛ける。植物をはじめ、動物、文様など、やさしく繊細な筆致で描く色鉛筆の世界が多くのファンを集める。朝日カルチャーセンター、毎日文化センターほか、東京都及び神奈川県で色鉛筆画の講座を多数担当。『描き込み式 色鉛筆ワークブック』(誠文堂新光社)をはじめ、色鉛筆に関する著書も多く、翻訳されて海外でも販売されている。

「2021年 『色鉛筆でぬる 『花時間』花ぬり絵 人気の花とリース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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