これで眠くならない! 能の名曲60選

  • 誠文堂新光社 (2017年10月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784416315217

作品紹介・あらすじ

能は音楽(囃子)、歌(謡)、動き(舞)という3つの要素で構成される日本版ミュージカル。
昔から「能は眠くなる」「難しい」と敬遠する人も多いが、それはもったいない。

能を観るために「勉強」したい、と言う人が多いが、この言葉が、能に対する日本人の思いを象徴している、と著者は語る。
能は本来「勉強」するものではなく「楽しむ」もの。
しかし、どう楽しめばいいのかがわからない、というのも現実。

そこで横浜能楽堂館長であり、日本の伝統芸能、文化・芸術に精通する著者が、
「眠くならない指数」「上演頻度」など、ユニークな指標を使った評価や、
写真やイラストを大胆に使って、初心者も楽しめる能を案内する。
装束や楽器、能面など能を支える周辺もていねいに解説。
曲の背景にある文化や歴史もわかるようになっている。

ちなみに、能の心地よい音楽に身をゆだねると、眠くなるのは自然なこと。
「眠くなったら、寝てもいいんですよ。」とも著者は言う。

みんなの感想まとめ

能を楽しむための新たな視点を提供する本書は、初心者でもわかりやすい解説が魅力です。各曲の登場人物や場面展開を図解し、流派の違いや衣装の特徴、所作の意味まで詳細に説明しています。これにより、観客は能の深...

感想・レビュー・書評

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  • 能のそれぞれの曲の登場人物や場面展開までも図でも解説してあるので、とてもわかりやすい。流派の違い、衣装の特徴、所作の意味、話の流れ、時間の長さ、興味を引くかどうかまで詳細にすばらしい。今度から、題名を見かけたら、あの曲だと物知りになった気になる。どれかは必ずちゃんと見に行こう。昔はこれをすべて観客もちゃんと分かっていた。今の無知のまま見て理解できず切り捨てようとしている情けなさよ。

  • 演目ごとに上演時間の目安が書かれているのが嬉しい。
    チケット情報やチラシには開演時間しか掲載がないので、いつも困っていた。

  • 眠くならない指数。
    独自の視点で能の名曲紹介。
    それでいて調べたくなる見たくなる分量に収まっている。
    絵が多くて楽しい。

  • 眠くならない指数 が
    ちゃんと 題目の横に
    かわいい(?)おめめマークでついてます
    物語の理解のしやすさとか
    動き(舞)や音楽を考えてあるんですね
    予習や演目選びに最適です

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著者プロフィール

中村 雅之(なかむら・まさゆき):1959年、北海道生まれ。法政大学大学院(日本史学専攻)修士課程修了。明治大学大学院兼任講師。横浜能楽堂芸術監督。幅広く伝統芸能のプロデュースを手掛けると同時に、「芸能社会史」の立場から、芸能と国家・社会について研究。著書に『教養としての能楽史』(ちくま新書)、『古典芸能てんこ盛り』『英訳付き 1冊でわかる日本の古典芸能(以上、淡交社)、『これで眠くならない! 能の名曲60選』(誠文堂新光社)、『能・狂言 日本の伝統芸能を楽しむ』(偕成社)、『野村萬斎 なぜ彼は一人勝ちなのか』(新潮新書)などがある。

「2024年 『空白の團十郎 十代目とその家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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