ブッシュクラフト-大人の野遊びマニュアル サバイバル技術で楽しむ新しいキャンプスタイル

  • 誠文堂新光社 (2016年6月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784416516881

作品紹介・あらすじ

★少ない道具で火をおこす!水を得る!寝床を確保する! これまでなかった新しい野遊びスタイルが日本初上陸★

ブッシュクラフトとは可能な限り軽量・コンパクトな装備で、大自然のなかに寝床を作る、
マッチやライターを使わずに火をおこすなど、衣食住に必要な道具や環境を
「bush」(茂みなど。広義の野外)で「craft」(作る)する遊びです。

本書は、このブッシュクラフトの魅力をお伝えしつつ、
野外の生活を快適にするための知識や道具、その製作法を紹介する指南書です。
ちょっとしたキャンプにも、このブッシュクラフトのテクニックはすばらしいスパイスになりますし、
実際に災害に見舞われた際には自身の身を守る知恵と技術が役立ちます。

また、ブッシュクラフトは先人たちの普段の生活から生み出された生活の知恵といえます。

古いけど新しいこの野外生活術は、多くのアウトドアマンにさらなるレベルアップを約束します。

■目次
CHAPTER1 ブッシュクラフトとは
ブッシュクラフトの楽しみ方
ブッシュクラフトの技術における優先順位
どこで楽しむか
いつ楽しむか
計画を立てる
ブッシュクラフトで使う素材

CHAPTER2 道具を選ぶ
持っていく道具
ブッシュクラフトで使うナイフ
ナイフの基礎知識
トライスティックに挑戦
アックスを使う
パラシュートコード
火の道具
寝具…ほか

CHAPTER3 シェルターを作る
ロケーションに必要な3要素
シェルターのレイアウト
タープを使った差掛け式シェルター
デブリハット
ハンモックを使う…ほか

CHAPTER4 水を得る
水を確保する
水の入手方法
煮沸殺菌の方法
簡易的な濾過機を作る

CHAPTER5 火を起こす
焚火を楽しむ
薪に火をつける方法
メタルマッチの使い方
ティンダー
チャークロスを作る
着火材
ピッチスティック
キーホール型火床
薪の組み方…ほか

CHAPTER6 食を楽しむ
ポットクレーン
クッキング・トライポッド
食器を自作する
様々な調理方法…ほか

CHAPTER7 自然が教えてくれること
五感を使い第六感を養う
ワイドアングル・ビジョンを持つ
原始のナビゲーション・テクニック
身を守るためにすべきこと
シグナリング
ナイフさえないときは…ほか
*********************

感想・レビュー・書評

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  • キャンプ始めて早くも7年。去年の自粛期間で道具も一気に充実させた。ブッシュクラフトはハードル高そう、大変そう…ということで、当初から嫌厭していた。近年はYouTubeで色んな人がブッシュクラフトにチャレンジしているのを見て、だいぶ身近に感じるようになり、興味が少しずつ湧いてきた。本書はブッシュクラフトについて体系的に整理され、写真や図解も多く掲載されている。YouTuber達も本書の内容に沿って実践しているように見える。今年の春はぜひ本書を片手にチャレンジしてみたいと思う。

  • 紹介されているスキルは自然の中でのサバイバルはもちろん、ある日突然起こる自然災害に直面した際にも身につけていたほうが絶対いい。購入して手元に置いておこうかな…。

  • この本を読んだ後でも、「やっぱりテントにマット敷いて寝た方が快適…」と思ってしまう自分がいるのは確かだけど、一方で、枝と落ち葉でこんなシェルター作って休めたらそれはそれで充足するだろうなあ…と憧憬を抱くこともまた事実。
    コンセプトや触りだけ聞くとハードルは高く感じられるが、著者も再三「自分のできる範囲で」と述べておられるように、楽しみ方は各人様々。
    文明の利器に頼った至れり尽くせりの生活以外の時間を過ごすという選択肢があり、それによって現代人が失いつつある"動物"としての根源的な悦び、のようなものを深いところで思い出す可能性がある、ということを知り、かつ実践する機会を持つことは、とても大切だ。

  • 読んでてワクワクする。本気でその辺の山に入りかけた。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784416516881

  • 写真が多い割に、あんまりアウトドア、感じなかった?
    ナイフの使い方とか、シェルターを作るあたりは面白かったんだけど。

  • 森に出かけたくなる一冊。

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著者プロフィール

WILD AND NATIVE 代表(2001 年~)、危機管理リーダー教育協会代表理事(2013 年~)。北米にて雪山登山、ロッククライミング、カヌー、カヤック、野外救急法、野外教育法、ネイティブアメリカンの古来の教え、大地と共に生きるサバイバル技術等を学ぶ。危機管理術、サバイバル技術等を、一般の方々から、現役自衛官、警察官に至るまで、幅広く共有している。

「2023年 『危険から脱出せよ! こどもサバイバル レジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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