- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416516966
作品紹介・あらすじ
平成27年に没後25年を迎えた作家・池波正太郎。
彼は、東京の下町(浅草)に生まれ、そこで体験した幼少期以来の記憶や、その後、江戸の古地図(切絵図)などを持って東京の町を散策した中から、その独自の時代小説の世界を生み出していった。
本書では、そんな池波時代小説の世界を、彼がこだわった江戸切絵図と、その対照現代地図(合わせて計36図以上)なども駆使して、今昔にわたってビジュアルに解説し、これまでにない読み解き方、エピソードなどを、より興味深く紹介していく。
感想・レビュー・書評
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2020.9.19読了 図書館
地図を読むのは苦手だけど、地図を見るのは大好き。特に古地図と現代地図を比較しながらは最高。
その上、池波正太郎さんの小説の舞台を歩くなんて。
地図だけで無く、実際に現地に行きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地図が好きで、持ち歩いていたものです。
(今は、スマホとiPad でOK^^)
第1章~10章までの町並みは、どれも馴染み深く歩きまわる時の定番エリアでした。
先日の隅田川花火大会でも、9章の「浅草橋場」界隈を歩いてきたばかりでした。
レンガ造りの古い蔵を見つけたり、白髭橋からの隅田川の眺めは左側にスカイツリーが入った図が撮れました。
江戸地図には知らない処も多く、興味はつきません。 -
久し振りの市立図書館所蔵資料~新宿・赤坂・四谷・麻布・三田・白金・五反田・渋谷・原宿・外神田・湯島~小説群を読んで,出て来た場所を検証しようって本・ま,それだけ馴染みがあって狭い領域だって事だ。早稲田とか高田馬場だとか,護国寺だとか鬼子母神だとかは出てこなかっただろうか
?逢坂剛???佐伯泰英???? -
物語の中を地図が現代と江戸時代を行き来する