GET JIRO! (G-NOVELS)

  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416517000

作品紹介・あらすじ

【極太巻きの朗報】
日本よ、これがゲットジローだ!
手に寿司握るマグロ解体級のイカれグラフィックノベル『GET JIRO!』が満を持しての邦訳化!!
カリフォルニアロールなんぞ注文するヤツぁぁぁ!――自慢の刺身包丁で客・即・斬のバトル寿司職人、
我らがジロー大将が遂に日本上陸!!!

血湧き寿司踊る異色のバイオレンスグルメコミックを生み出したのは、
ベストセラー作家で人気料理&旅番組『アンソニー世界を喰らう』でも有名なアンソニー・ボーデイン。
ラングドン・フォス、アレ・ガルザによるダイナミックなアートも加わって、
食文化と社会を風刺したクレイジーな新食感スタイリッシュ・コメディが誕生した。
血と寿司にまみれたジローの悲しくも美しい前日譚【Blood and Sushi/邦題『血と寿司』】も同時収録の豪華二本立て。

【GET JIRO! 本編】 JIROを制す(GET)ものが、食(世界)を制す(GET)!
それほど遠くない未来のロサンゼルス――この街ではシェフたちが
犯罪組織のボスのように君臨し、人気レストランの席をめぐって人々は殺し合い、
今まさに血まみれの料理戦争が勃発しようとしていた。
街を二分する組織の一方は、世界中の食を融合させてエキゾチックなテイストを作るボブ率いるインターナショナル派。
もう一方は、ローズ率いる有機野菜を使った健康食のみを提供する菜食主義派。
そしてこの大混乱の最中に登場したのが、我らがジロー大将その人だ。
カリフォルニアロールを注文し醤油にワサビを入れてかき混ぜる無謀な客の首を刎ねることで知られた一匹狼の非情な寿司職人だ。
両陣営はジローを仲間に加えようとするが、彼には別の考えがあった。
この仁義なきグルメバトルで生き残るシェフは誰だ!?

【Blood and Sushi/邦題『血と寿司』】 血と寿司にまみれたジロー大将の過去を描く悲しくも美しい復讐劇
それほど遠くない未来より少し過去の東京――大きな勢力を持つ暴力団組織の組長の息子として生まれたジローの心は、
組を継がせたいという父親の想いと寿司職人を極めたいという自らの望みの間で揺れ動いていた。
ジローが組織のために働くことを躊躇うなか、組織は東京の地下で動きを活発化させ、
兄のイチゴは喜んで汚れ仕事に手を染めているのだった…

著者プロフィール

(作)アンソニー・ボーデイン:米国ニュージャージー州生まれのシェフ、作家、ジャーナリスト、番組司会者。一流レストランの料理長を何年もつとめ、料理業界の裏側を描いたノンフィクション『キッチン・コンフィデンシャル』が大ヒットしたほか、料理業界を舞台としたミステリー小説も執筆している。世界各地に赴き現地の料理を紹介するTV番組『アンソニー世界を喰らう』も人気を博し、エミー賞を受賞。

「2017年 『GET JIRO!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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