マンガでわかる「日本絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる!

著者 :
制作 : 矢島 新 
  • 誠文堂新光社
4.07
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本棚登録 : 111
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416517239

作品紹介・あらすじ

本物をそのまま本物そっくりに描くだけでなく、何かしたくなっちゃう、目に見えないものをつい描きたくなっちゃう。
そんな日本人が生み出してきた、ミーハー、繊細優美、ダイナミック、豪華絢爛、自意識過剰、ゆるふわ……な名画の数々。
本書では、その特徴と魅力を初心者にもわかりやすく、マンガで紹介しています。
美術展の前に、後に、もっと作品を楽しむためのツボが満載です。

感想・レビュー・書評

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  • 日本絵画の歴史をわかりやすく解説した1冊。日本史でもその時代時代の文化・芸術って習いますが、美術に特定して飛鳥時代から近代まで流れを追ってみると実に分かりやすいですね。日本史や美術の副読本として非常に良いと思います。以前は西洋画の写実性が好きでしたが、歳と共に(笑)日本画の簡潔性とか「余白の美」もいいなぁ…と。浮世絵の緻密さもいいけど、琳派の壮麗さも捨てがたいv 

  • 大学生の頃は西洋絵画しか好きになれなくて、日本美術を好きだという人の趣味がよくわからなかった。でも、構図のとりかたや描線のおもしろさ、画面の軽やかさなど、日本絵画にしかない美点に気づきだすと、とたんに楽しくなってきました。この本では、日本絵画を楽しむためのポイントがいろいろとわかりやすく書かれていて、とても楽しく読めました。(2017年4月23日読了)

  • 本物をそのまま本物そっくりに描くだけでなく
    何かしたくなっちゃう
    目に見えないものをつい描きたくなっちゃう
    そのくせ 簡素にするのも得意
    書き込みよりも デフォルメ好き
    日本人らしい絵画のあり方が良くわかります

  • 日本画の歴史の基礎?
    常に持っていたい教科書かな。

  • 西洋絵画も流れと意味がわかると楽しさが増すが、日本絵画も同じ。
    飛鳥時代から第二次世界大戦まで、時間も長く、取りあげられている作品が多いのでかなり駆け足で(大学の教養の講義なら1年は費やすところだと思うが)紹介。それでも日本画の変化、画家の特徴がざっと把握できた。

    寄進しているから自分たちは地獄に落ちないと、貴族が責めさいなまれる庶民の姿を描かせた「地獄草紙」、上手いのか下手なのかよくわからないが迫力のある「日月山水図屏風」、明らかに下手な「おようのあま絵巻」も楽しいが、東西狩野派の対立や、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳の「三大トレンドリーダー」が出てくる江戸時代からが、やはり面白い。作家性が際立ってくるし、プロデューサーも出てきて、役者がそろった感じ。

    好き嫌いは別にして琳派や応挙、若冲、北斎、広重というのはすごい。特に北斎、広重の構図は、西洋の画家が驚くのも当然だと思う。今では写真やイラスト含め焦点の合ったアップのモチーフが見切れているのは、当たり前になっているが、出たばかりの頃の衝撃はいかばかりであったろう。
    明治以降、西洋絵画も知った画家たちが模索するさまも(本人たちは大変だっただろうが)面白い。

    一番実物を見てみたいと思ったのは速水御舟の「京の舞妓」。確かに不気味。ここまで描き込まなくても…というくらい細かく描いていて、布地の質感まで伝わる。畳の目もすべてひとつひとつ描いている。横山大観が「見当違いの努力」と言ったのも納得してしまうが、尋常ならざるその(偏執狂的な)細かさは、実際見たらすごいだろうと思う。トーハク行かなきゃ。
    個人的には岸田劉生の麗子さんがほんとはどんな顏で、どんな大人になったのか、自分の描かれた絵を見てどう思ったかが気になるなあ。

  • イラストレイターには失礼だが、絵があんまり…と思う。
    解説は素人なりにわかりやすい。

  • 俵屋宗達の「鶴図下絵和歌巻」、丸山応挙「雪松図屏風」、
    葛飾北斎「富嶽三十六景」、歌川広重「東海道五十三次」、
    川瀬巴水「東京二十景」、菱田春草「落葉」、
    が好きかな。
    北斎と広重では、広重派かな。

  • おもったよりマンガじゃなく、勉強になる

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