統計ってなんの役に立つの?: 数・表・グラフを自在に使ってビッグデータ時代を生き抜く (子供の科学★ミライサイエンス)

著者 :
制作 : 子供の科学編集部 
  • 誠文堂新光社
3.75
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本棚登録 : 129
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416518175

作品紹介・あらすじ

子供の科学★ミライサイエンスシリーズの第4弾のテーマは「統計」。

テレビの視聴率や内閣支持率、「売り上げNo.1」の広告、
薬や化粧品などの効果を表すグラフ、くじの当選確率、気象予報の降水確率、
テストの成績がわかる偏差値など、世の中にはたくさんの統計を使ったデータがあふれています。
ニュースを正しく理解して問題の本質を探り出したり、
もっともらしいデータから商品の効果を見極めたりするためには、
身の回りにあふれるさまざまなデータから、必要で正確な情報をつかみとることが必要です。
ただの数値やグラフでしかないデータから情報を引き出し、
目の前の問題を解決するためには統計の手法や考え方が欠かせません。

この本ではニュースや広告で登場するアンケート結果などのデータ、
サイコロやカードを使ったゲームなど日常生活で触れることのある身近な例をもとにしながら、
小学生から学んでほしい表やグラフの作り方、データの読み方、
平均や確率といった統計の基本についてわかりやすく解説していきます。

算数や数学の力を上げることはもちろん、データ社会の中を賢く生き抜き、
ビッグデータ、人工知能などを活用していくことが求められる
これからの時代に必要なデータサイエンスの基本が身につく1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • すっごくわかりやすい学校は絶対、買い!!

    2023/12/04 更新

  • 本シリーズはどれもそうだが、内容が充実するあまり、大半の子どもにはおそらく難しい。小学生向けに見えるかわいらしいイラストの表紙なのに、ベイズ推定まで扱っている。内容のセレクトや説明文はよいので、中高生や大人の初学者が読むと良いと思う。小学生でこれが理解できるのは将来その道に進む子どもたちだけだろう。

  • 入門にちょうど良い

  • 子供向けということもあり、大変わかりやすく統計について説明がされている。特に統計がなぜ役に立つのかがはっきり書かれていたので、なんだか役に立つって聞いたけどどうな風に?という部分のイメージが膨らみやすいと思った。

  • 978-4-416-51817-5
    C8033\1200E.

    統計ってなんの役に立つの?

    子どもの化学★ミライサイエンス
    数・表・グラフを自在に使ってビッグデータ時代を生き抜く

    著者:涌井良幸(わくい よしゆき)
    発行所:株式会社 誠文堂新光社
    2018年 5月30日 発行

    ----------------------
    目次
     1 統計を学ぶとどうなる?
     2 データをまとめてみよう
     3 確率ってなんだ?
     4 統計でよのなかがみえる
     5 統計センスを磨こう
    ※詳しい目次はメモに
    -----------------------

    平均値・中央値・最頻値
    確率分布(さいころ)
    期待値 

    小学生向けのものだと思いますが、サイコロやくじ、どちらが得か?などの例で身近に感じやすく書かれています。
    確率、サイコロのところでは一部???ってなったのはきっと私の学力のせいでしょうw(サイコロをふって0や7~10なんて数字は出ないでしょうに・・って疑問でした、字数制限があるのだろうけど、別の日本語なかったのかしら?)

    一番最後の「統計を正しく見るために」では
    誰がこの統計をつくったのか
    なぜこの統計をつくったのか
    どうやって統計をつくったのか

    この3点が書かれていました。これは大人になっても日常的にちょっと注意する癖をもたないといけないことだと思いました。
    コロナのデータでも検体母数を出さずに今日は何人ってだけの発表の自治体がほとんどでしたから。
    今も、居住地と異なる検査機関で受診した場合は検査機関のあるところの数字としてあがりますからあてにならない数字も含んだデータという事なんですね。

  • 難しい統計学ですが、子ども向けに絵が多く、わかりやすく説明してあります。小学生でもわかるような解説なので、高校生ならじゅうぶん理解できると思います。

    [NDC] 417
    [情報入手先] 自校図書館
    [テーマ] 平成31年度第1回美作地区司書部会/フリーテーマ

  • これぐらい易しく書いてくれて何とか理解できる感じ。

  • 同シリーズの、「プログラミングでなにができる?」が良さげだったので、読んでみたいな。

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著者プロフィール

涌井 良幸(わくい よしゆき)
1950年、東京生まれ。東京教育大学(現、筑波大学)理学部数学科を卒業後、教職に就く。現在はコンピュータを活用した教育法や統計学の研究を行なっている。
著書に『「数学」の公式・定理・決まりごとがまとめてわかる事典』『高校生からわかるフーリエ解析』『高校生からわかるベクトル解析』『高校生からわかる複素解析』『高校生からわかる統計解析』(以上、ベレ出版)、『統計学図鑑』『身につくベイズ統計学』(以上、技術評論社)、『統計力クイズ』(実務教育出版)、『道具としてのベイズ統計』『Excelでスッキリわかるベイズ統計入門』(以上、日本実業出版社)などがある。

「2023年 『数学教師が教える やさしい論理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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