マンガでわかる「西洋絵画」のモチーフ 美術展がもっともっと愉しくなる!

  • 誠文堂新光社 (2018年2月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784416518199

作品紹介・あらすじ

服装でキャラ付けする芸人のように、聖人たちも服や持物でキャラ付けされている……。
名画を描いた画家や注文主、同時代の鑑賞者にとっては常識だけど、時間も空間も隔てた私たちにとっては謎だらけ。

そんな西洋絵画に描かれた物語や名シーン、シンボルやテーマなどをマンガと多くの作品画像を交えてわかりやすく紹介。
描かれたメッセージを読み解き、物語をひも解く。
なんだかよくわからなかったあの名画もばっちりわかるようになる、絵画鑑賞を楽しむための手助けとなる1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 西洋絵画の「お約束」がわかる本。
    オールカラーで、解説がなされ、たっぷりと絵画を堪能できる。

    もう、結構知ってるんだよね〜。
    なんて言う人も、実はこんなにじっくりとモチーフを眺めてみたことはないのでは?
    オリュンポス12神、色のイメージ、旧約聖書の家系図、シンボルや鏡が効果的に用いられている絵画など、厚みはそんなにないのに、辞書を読んでいるかのような情報量!
    でも、家でこもっているのなら、これだけ美しく、学べる本は(しかも字が多いわけではないので目にも優しい)うってつけ。
    もともと私は読書と芸術が趣味なので、こもっているのは苦ではないのだけれど、「普通」に「健康」でいられることは幸せなことだと実感する。
    昔は本当にそれこそ、私というものが身近であったろう、辛いことも多かっただろう、救いを求めるのは当然のことだ。
    だから人は少しでも心に光を灯したいと思って芸術を発展させたのだと思う。
    そう思えば、私はどれだけこの「無駄なもの」たちに救われてきただろう。

    本書は基本事項ばかりだとのこと。
    難しく考えず、ラッキーモチーフはどこからきているのかな、あの物語の元、ゲームの元はどこからかな、というのを見つけられるだけでも楽しい。

  • おもしろい!
    たくさんの絵画とその解説が難しくなく書いてあり、
    これを読むと美術館に行きたくなる。

    モチーフを知ってるのと知らないのとでは、美術館の絵画の前で足を止める時間が違いそう。

    やっぱりカラヴァッジョがいいなぁ。
    陰影と凄みに圧倒される。

    あとクリムト。
    接吻しか知らなかったけど、ダナエとユディトの溢れる色気がすごい。

    ラファエロとベルニーニも自分の中で安定の傑作。

  • 読み終えました!
    美術館に行って絵を見てもなんとなくわかるけどなんとなくわからないってずっと思ってました
    そんななんとなくのところが今日分かった気がします、次見に行く時はその絵の由来や意味を知りながら見れるので楽しみです

  • この本欲しい
    わかりやすいし、絵の例も多くて本当にみやすい
    西洋絵画のモチーフについてよくわかる

  • 一気に頭に入れるのもよし、辞書的に使うのもよし

  • 絵が多く美術館の説明を見ているようで面白い。美術館に行く前に見ておくと見方が変わって良いと思う。

  • 西洋絵画みるときに意味ありげなモチーフを見かけることがよくあるけど、それが何を意味するかまでは全然わからなかった
    この本を読んで引き出しが増えたような感覚になった!
    美術館に行って一つの絵画をじっくり観たい気持ちになる

  • 西洋美術というと範囲が非常に広いが、本著は1200年台ころから印象派のころまでの絵画や彫刻が対象。情報量が非常に多く、なかなかの読み応え。旧約聖書/新約聖書/ギリシャ・ローマ神話とカテゴライズされていて、理解もしやすい。ざっと西洋美術を学ぶことができ、この本を入り口に気に入った作家を見つけるというような使い方もできそう。解説はライトで取りつきやすい。

  • 絵画展の売店で売られていて気になったので読んでみました。

    描かれている絵が伝えたい意味や人物が誰なのかをわかるように伝えてくれる「モチーフ」について解説。
    唯一「鳩がモチーフとして描かれている」ことは知っていたのですが意味までは知らなかったので勉強になりました。

    西洋絵画って細かいところまでお約束事があって面白いな、って思いました。

  • おもしろい!
    モチーフに注目すると、絵に込められた思いとか意図がより理解できるんだ

  • 西洋絵画では日本で人気の印象派は大衆向け。上位にあるのは宗教画や歴史画であるが、この本は宗教画の見方を解説したもの。聖書の流れに沿って、有名な場面(受胎告知、東方三賢者、最後の晩餐、磔刑…)毎に纏められているところが良い。同じ場面を描いた多くの絵が一度に見られる。また、旧・新の聖書の流れもつかめる。宗教画ってなんだかごちゃごちゃと細かいものが色々書かれているが、それらには大きな意味があることも、後半詳細に解説されている。お祈りで唱える、「父と子と精霊の御名においてアーメン」が「三位一体(トリニティ)」であり、父が神、子がイエス、それと精霊は一体だという事を知った。X-Filseでトリニティというタイトルの回があったな。

  • 2019/4/7 読了
    聖書の順番?に絵が紹介されていて、分かりやすい。聖おにいさんを思い出しながら、読んでいたので終始ニヤニヤしてしまった。

  • 旧約聖書・聖書・ギリシャ神話の中身がざっくり知れる。
    しかも、あとで系譜になってまとめられていたり、言語の違いで呼び方の違いが記されていて、私にはわかりやすかった。
    たくさんの宗教画、神話の絵画が(簡単な)説明とともに見ることができるのも、満足ポイントが高かったです。

    もともと興味を持ったきっかけが、いくつかの小説だったので、絵が小さくても、説明がざっくりしすぎていても、わかりやすければオールOKという見方で、☆4.5くらいです。

  • 【テーマ:をかし】ただ鑑賞するだけではモッタイナイ!! 西洋絵画の多くに見られる″モチーフ”どんな意味が秘められているのかを知っていると、180度違う絵に見えてくるかも!?

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • なるほどー、ちょっとわかりました
    でも西洋絵画を見るにはまず宗教を知らないとダメだと知ったので、まずはそっちから

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著者プロフィール

池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年生まれ。広島県出身。東京造形大学教授。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。著書に『西洋美術史入門』(ちくまプリマー新書)『残酷美術史』(ちくま学芸文庫)など多数。

「2025年 『仁義なき聖書と美術の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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