世界で一番美しいシャチ図鑑 絶景・秘境に息づく (ネイチャー・ミュージアム)

  • 誠文堂新光社 (2019年7月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784416518687

作品紹介・あらすじ

近年、世界の各地に生息するシャチの生態が勢力的に研究され、生息地により姿形や食性、
暮らしぶりが異なる群れが生息することが明らかになってきました。

本書は、クジラを中心に世界の海洋生物撮影の日本の第一人者、水中カメラマン水口博也の美しく幻想的かつ、
ダイナミズム溢れるシャチの写真が100点近く堪能できます。

水口氏の写真は、野生動物の生態のしっかりした描写だけでなく、アート性も高く、見る者を圧倒させます。
単なるビジュアルに止まらず、最新のシャチ情報も掲載し、それぞれの生態をも理解できる1冊です。

■目次
◇北太平洋のレジデント
・南のレジデント
・北のレジデント
・南部アラスカのレジデント

◇北太平洋のトランジェント

◇道東のシャチ

◇ノルウェー北極圏のシャチ

◇アルゼンチン、プンタノルテのシャチ

◇西オーストラリアのシャチ

◇さまざまな海のシャチたち
・クロゼ諸島
・コルテス海
・ガラパゴス諸島
・南アフリカ
・ニュージーランド

◇南極のシャチ
・タイプA
・タイプB1
・タイプB2
・タイプC
・タイプD

◇The Orca Report
・シャチをめぐる冒険――レジデントとトランジェントからはじまる物語 水口博也
・知床・羅臼のシャチの暮らし 三谷曜子、大泉宏、中原史生、斎野重夫、山本友紀子、吉岡基
・遺伝子研究から見たシャチの多様性と進化 Andre Moura
・南半球のシャチ Jared Towers
・シャチの未来を危ぶむ有害化学物質 野見山桂

◇From Field
・シャチの子殺しについて Jared Towers
・アラスカ、プリンス・ウィリアム湾のAT1トランジェント  水口博也
・コククジラを襲うカリフォルニア州モントレー湾のシャチ Nancy Black
・オーストラリア、ブレマー海底渓谷海域のシャチ 吉田真智

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AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

美しいシャチの生態とその圧倒的な存在感を伝える本書は、シャチが持つ多様な特性や地域ごとの違いを詳しく紹介しています。水中カメラマンによる幻想的な写真が満載で、見る者を魅了しつつ、シャチの捕食者としての...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからクリスチャン・ラッセンの画集みたいなものを想像したら、大間違い。
    いえ、確かに美しいですが、この本を見てから車を運転していて(私は可愛い軽自動車に乗っています)大きい黒い車が近くにくると、襲われそうな恐怖感を感じるようになりました。

    ほんとうに可愛らしい海の動物が、あっというまにシャチに襲われ、ときにリフティングされ、食べられていく。
    そういった写真が満載です。

    シャチの研究家が世界中にいて、すごく尊敬します。
    「シャチはほんとうに単一の一種か?」
    もっともっと研究が進めば、たくさんの種類に分類されるのでしょうか。

    哺乳類を食べるシャチ。
    魚を食べるシャチ。
    人間をうまく利用する、たとえば人間が採った魚を横取りするとか、砕氷船のあとを利用するとか。

    でもシャチは化学汚染に対して脆弱な動物、ハイリスクアニマルなのです。
    自然を守っていきたいです。

  • 恐ろしくも、力強く美しいシャチ。知れば知る程惹き込まれる。
    圧倒的捕食者で、神の存在を確かに感じてしまう程、神が作り給うたあまりにも美しい造形。

    天敵のいない最強のシャチだけど、唯一にして最大の敵は人間。
    海洋汚染をし続けてきた人類は彼らを守る責任があると思う。

    羅臼にシャチ見に行きたいなぁ

  • 記録用

  • シャチは今のところどのシャチもシャチなんですって。
    それがこれからもしかしたら、〇〇シャチみたいなのが生まれるかもしれないと。
    シャチ自体、昔からよく見られた動物だと思うのですが、研究となるとそんなに進んでいない印象を受けました。
    食べられないしね。食べられないのかな…?食べないしね。
    食べないくせに、そのシャチを脅かすのはやっぱり人間で。
    食物連鎖の頂点、敵なしのシャチも食べる食べないの関係の外から攻めてくる人間はどうにもならない。
    そんなシャチが狩りに使う主力技は「跳ね上げる」みたいですね。
    何でもかんでも跳ね上げて投げ飛ばす。
    何とも豪快…だけど、それは頭脳プレーの結果だったり。
    ノルウェーのフィヨルドのシャチの写真は、まるで絵画みたい。

  • 獰猛なシャチをこれほど間近で撮影する事は、かなり危険であろう。でも実際に見る事が出来る著者が羨ましい。写真の何倍も感動するのだろうな。美しいシャチが汚染されている事実を知らされると悲しい。

  • 著者の水口先生が各地で撮影されたシャチの写真がとにかく美しく、ページをめくっているだけで癒されます。シャチに関する最新の学術知見なども紹介あり、充実した内容に満足です。

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著者プロフィール

科学ジャーナリスト
1953年生まれ。京都大学理学部動物学科卒業後、出版社にて自然科学系書籍の編集に従事。1984年に独立し、世界各地で海洋生物を中心に調査・撮影を続け、多くの著、書と写真集を発表。1991年『オルカ アゲイン』(風樹社)で講談社出版文化賞写真集賞受賞。2000年『マッコウの歌――しろいおおきなともだち』(小学館)で日本絵本大賞受賞。主な著書は『オルカ――海の王シャチと風の物語』(早川書房、1988年)、『世界の海にシャチを追え!』(岩波書店、2018年)、『世界で一番美しい シャチ図鑑』(誠文堂新光社、2019年)、『世界で一番美しい アシカ・アザラシ図鑑』(創元社、2021年)、『シャチ生態ビジュアル百科』(誠文堂新光社、2023年)、『世界アシカ・アザラシ観察記――動物写真家が追う鰭脚類の生態』(東京大学出版会、2023年)ほか多数。

「2024年 『シャチ オルカ研究全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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