マンガでわかる「オペラ」の見かた: “あらすじ”がわかればもっと観劇が愉しくなる!

  • 誠文堂新光社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416518717

作品紹介・あらすじ

「フィガロの結婚」、「トゥーランドット」、「椿姫」、「トリスタンとイゾルデ」など……。
名前は聞いたことがあるけど、どんな内容か知らないという人も多いのではないでしょうか。
オペラは、愛や嫉妬、希望に絶望(!)が詰まった総合芸術です。

本書は、オペラに興味はあるけど詳しくは知らない、“オペラ初心者”が気軽にオペラを知ってもらうための超入門書です。
オペラを見る上で知っておきたい基本的な知識から、イタリア、ドイツ、フランスなど
各国の代表的な作品を大まかに理解できるようにマンガと解説文で紹介しています。
本書を読むことで、作品のあらすじをつかみ、オペラの魅力が感じてもらえるように目指しました。

本書を読んでいただき、そして作品を実際に鑑賞して、オペラの素晴らしさをぜひ体験してください。

感想・レビュー・書評

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  • 見開き約2ページ分を使って、マンガで一つ一つの作品を紹介している。
    2時間や3時間あるオペラをぎゅっと要約してくれているので多少無理矢理な感はあるものの、とても分かりやすい。
    登場人物相関図と解説も各作品についているため、オペラを全く知らない人でも読みやすいと思う。

  • 同シリーズの「能・狂言」「文楽」合わせて、図書館で借りました。一番読みやすかったのが1.「文楽」2.「能・狂言」3.「オペラ」です。
    「オペラ」は辞典っぽい構成になっていて、漫画部分は少なく文章が多めで(しかも文字が小さい)、オペラ作品を一切知らないと途中で飽きてしまうかも。作品を観たあとに、思い出しながら読みたい一冊。
    オペラの恋愛って、不倫、寝取られ、横恋慕が多いんですね。ストーリーだけ知るとタイプじゃないわと思うのですが、音楽と共に目の前で観ると、ドラマチックに感じられるものなんでしょうか。動くオペラ、観てみたいです。

  • 借りたもの。
    出身国ごとにオペラの作曲家、その代表作掲載。あらすじをマンガで紹介。
    国ごとに分かれていると、その国(と時代)ごとの傾向もなんとなく存在することがわかる……
    オペラ用語解説も冒頭にあり、楽しみ方がわかる。
    オペラの元祖・イタリア、総合芸術としての高みへと導いたドイツ・オペラ、甘美なフランス・オペラ……

    マンガでの名作、あらすじの紹介は19世紀~のオペラが中心。今となっては定番・古典となっているものが多い。
    非常に興味深かったのは、ロシア・オペラと、20世紀(近代と言って良いのか?現代ではなく……?いずれそうなるか)のオペラ、そして日本の紹介もある。

    オペラ要素が使われた映画についても紹介され、オペラ初心者をオペラの世界に誘う足掛かりがちりばめられている。

  • 「トゥーランドット」「蝶々夫人」「フィガロの結婚」など、
    名前は聞いたことがあるけど…というオペラ作品のストーリーを漫画で教えてくれる本。
    絵が可愛らしいです。
    他にも各国のオペラ劇場の紹介などが載っており、オペラの勉強になりました。

    数十のオペラ作品が載っています。
    オペラって暗い話が多いんですね。
    途中で読み疲れてしまいました(¯―¯٥)
    トゥーランドットも音楽は素敵だけど、意味の分からない話だなぁ。

  • 一読して、何て味のあるというかとぼけたイラストだろうと思ってしまったが(笑)、取り上げられているオペラについてしっかりストーリーを押さえることができ、しかも各作曲家に関するこぼれ話やオペラ年表までついていて自分のような初心者向けには本当に優れものの一冊でした。今まで何かと2004年出版の「あらすじで読む名作オペラ50」を予習教材してましたが、自分の中ではそれの最新版のような位置付けとなりそうです。ただ、ボエームの登場人物が二人しか描かれていないのはいかがなものかと(>o<)

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著者プロフィール

1912年創業の明治時代から続く老舗出版社で、大正年間から刊行する「MJ無線と実験」「子供の科学」「農耕と園芸」の3誌をはじめ、「アイデア」「天文ガイド」「フローリスト」など大変息の長い雑誌が多いのが特徴です。出発は書籍の文芸書でしたが、その後、実用や科学、農業や花、デザイン、商業、広告、ペットなど、雑誌を中心に多種多様なジャンルを刊行し続けてきました。近年は、料理や手芸などの実用系書籍も多数刊行しています。

「2021年 『復刻版 日米會話手帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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