「性格」のカラクリ: “イヤな他人”も“ダメな自分”も一瞬で変えられる

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 96
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416518755

作品紹介・あらすじ

――性格とは、「対人戦略」である。――

臆病、意地っ張り、せっかち、嫉妬深い、自己中心的、無責任……。

人にはさまざまな心理的特性があり、それが人生で役に立つこともあれば、足を引っ張ってしまうこともある。
また、「自分はせっかちだから勇み足をしてしまう」「嫉妬深い性格がわざわいして他者を許せない」など、
私たちは、自らの「性格」によって生きづらさを感じていないだろうか? 

しかしそもそも「性格」とは何なのか?

「個人に特有の性格など、ない」と苫米地博士はいう。
「性格は相手によって変わる。つまり、性格とは対人関係における「戦略」である」
したがって、性格で悩んでいる人とは、他人に自分の人格をコントロールされている、ということなのだ。
他人のコントロールから自由になるためには、「性格」の仕組みを理解しなくてはならない。

本書では、気鋭の認知科学者である苫米地英人博士が、性格の成り立ちや仕組み、変え方などを詳しく解説する。

◆目次抜粋
誰かの「性格」について話すことは、自己紹介にほかならない
「性格」の正体を知ることで、自分や他人のありのままの姿が見えてくる
脳の「サボり」が、自己イメージを固定化する
「性格」を変えるうえで、なぜ「ゴールの設定」が効果的なのか
「性格を変えたい人」は、「本当は変わりたくない人」である
日本人の「性格」は、儒教によって作られた
「優柔不断」「自己主張しない」は、むしろ美徳

感想・レビュー・書評

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  • 初読みの作家さんだっが、なかなか面白い。性格は持って生まれてきたもののような気がするが、そうではないのだ。

  • 苫米地博士のこれまでの書籍の内容が、簡単にまとめられています。
    自分の性格のことで、ずっと悩んできました。「自分はこういう性格だから仕方がない」と開き直ったりしていました。
    でも人の性格には多様性があり、簡単にこうだと決めつけられないと知れて、心が軽くなりました。
    どんなことにも良い面と悪い面が共存しています。自分が嫌だと思う部分を変に直そうとはせず受け入れて、自分と付き合っていきたいです。
    あとは、これまで周りの人たちから貼られたレッテルから脱却して、自由を手に入れたいと思えたことは大きな収穫です。

  • 苫米地さん、相変わらず面白いです。

    ポジティブな自己対話はエフィカシーが高くなり、ホメオスタシスの作用が変わります。それだけではなく、エフィカシーが高まるとスコトーマのあり方も変わります。

    と、こんな感じです。
    読み進めるごとに洗脳されそうです。でもそんなところが好きです。

    (ちゃんと用語解説あります)

  • 性格は存在しなくて、人々の行動や言動は、ブリーフシステム(信念)による。
    オーストラリアで自分が経験した価値観の変化が文章化されていると感じた。
    日本の教育が性格に及ぼす影響や「〜であるべきだ」という考え方をしてしまうことなど、共感できる点が多かった。

  • 面白かったです!
    性格とは、他人と相対的に存在するものだから、
    個別に存在してはいない。

    つまり性格を変えることとは、
    潜在的・相対的なセルフイメージを変えること。
    将来的な目標を現状のテリトリーの外へ設定することにより為せる。

    性格を変えたいと思ったことはありませんが汗
    ネガティブなところはよく指摘されますし、自覚もありでして。。「そんな自分に落ち着いて安心している自分がいる」
    と思い知らされましたw
    セルフイメージをドーンと高くして、「私らしくないぞ」って代わりに思えばイメトレだそうです♪
    結構私にはハードでこっ恥ずかしいんですが、コレw
    2020年試そうと思います♪

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、早稲田大学研究院客員教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、 三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイエール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現Language Technology Insitute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。 帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、 通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。 また、晩年のルータイスの右腕として活動、ルータイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「TPIE」、「PX2」、「TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルータイスと共に活動。現在もルータイスの遺言によりコーチング普及後継者として全世界で活動中。サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとしてPX2と並行して普及活動中。

「2021年 『世襲議員という巨大な差別』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苫米地英人の作品

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