本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784416519455
作品紹介・あらすじ
北海道で巨大恐竜の全身骨格発見!
日本一の“パーフェクト”恐竜化石、むかわ竜の全身骨格発見のドラマを描いた
衝撃のサイエンスコミック!
北海道の小さな町で発見された巨大恐竜の化石。
しかもその化石がなんと全身残っているという、日本では類を見ないほど完全な状態で見つかった。
関係者の間で「ザ・パーフェクト」と呼ばれたむかわ竜発見と発掘の経緯、そして、クリーニングを終えて全身を並べた感動の瞬間、
2018年9月むかわ町を襲った地震の時まで、多くの関係者の活躍をマンガで描きながら、世紀の大発見を振り返る。
2019年夏に国立化学博物館で行われる恐竜博でその全身骨格が披露される。
恐竜博に行く前にも、そして見た後にも読みたいサイエンスコミックだ。
■目次
はじめに
登場人物紹介
第1話 「発端」
第2話 「発覚」
第3話 「発見」
第4話 「発掘」
第5話 「発表」
第6話 「発展」
最終話 「発光」
コラム
・「北海道の恐竜」に世界が注目する理由
・最新機器が投入される恐竜研究
・化石を包んでいる「ノジュール」の正体
・恐竜絶滅は「どうやって」の謎解きの時代へ
・続々と発見される日本の恐竜化石
・日本の恐竜研究者が増えてきている!
********************************************
感想・レビュー・書評
-
首長竜「ホッピー」を所蔵するむかわ町の穂別博物館。しかし、誤解されがちながら、それは「恐竜」ではなかった。恐竜化石を切望していたところ、首長竜類研究者佐藤たまきが、”怪しい”椎骨の入ったノジュールを見つける。クリーニングしたところ、恐竜の可能性大だった。そこで、ダイナソー小林に鑑定依頼が来て……。
「ザ・パーフェクト―日本初の恐竜全身骨格発掘記https://booklog.jp/item/1/4416616368」の漫画版。
*******
「恐竜まみれhttps://booklog.jp/item/1/4103525916」と同じく、5年生のブックトーク用にと渡された本です。
文章で書かれていたことも、絵で解説があるとよくわかります。例えば、「ジャケット」とか、なんかかぶせるんだろうくらいにしか理解していませんでした。
小林先生無っ茶かっこいいですね。
第一発見者の堀田さんのお気持ちも書かれていて、皆さんのご苦労を少しだけわからせていただきました。
そんなに恐竜ファンではなかった私ですが、古代への好奇心が湧き上がるとともに、今度から化石を見るときには、ここまでの努力にも思いを巡らせたいなと思ったのでした。
難しいところは飛ばして読んでも楽しめると思うので、関心のある子なら、中学年くらいからイケると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一週間前に読んだ『恐竜まみれ :発掘現場は今日も命がけ』の著者である北海道大学総合博物館小林快次教授が監修であり、主人公として登場、超かっこいい!
『恐竜まみれ』にも書かれていた「むかわ竜発掘」を漫画にしたもの。
漫画にすると凄くよくわかりますね。
本当とても面白かったです!
〈振り返るとすべてが運命のように感じる
むかわ町が恐竜化石に理解を持っていたこと
櫻井さん(穂別博物館学芸員、専門は古脊椎動物学)が恐竜化石を探し求めていたこと
堀田さん(化石収集が趣味で、すべての始まりとなる、むかわ竜の第一発見者)がノジュールを見つけたこと
佐藤さん(東京学芸大学准教授でクビナガリュウを研究する古生物学者)が恐竜と見分けたこと
地層を知る西村さん(穂別博物館学芸員で白亜紀のアンモナイトと地層が専門)が博物館にいたこと
道具の使い方を熟知した下山さん(穂別博物館クリーニング技師)がいたこと
そして、…僕(小林さん)が北海道にいたこと
誰が欠けてもタイミングがずれても成功しなかった
まさに運命の発見だった〉
そしてこの骨の主は
海に落ちて
ユーラシア大陸から
はるか7200万年前
アンモナイトやモササウルスが泳ぐ海を流されて
穂別の崖に「ひとりぼっち」で現れた
この出会いは 運命。
出会いたい、私も。
行きたい、むかわ町。 -
熱い!世紀の大発見の裏には、各スペシャリストの存在があった事が分かります。全員の力があったからこそザ・パーフェクトがパーフェクトのまま発掘されたんだと思いました。
-
北海道で、首長龍系の研究家のおねいさんが、どっかの好事家が地元で発掘した石を見ると、陸上の恐竜である可能性が。
一応 1999年の「シノルニトミムスの胃石」は書いてないけどネイチャーにも寄稿してゐる古生物の泰斗、「ダイナソー小林」こと小林快次が、依頼を受けてやってくる。
しかし、無責任なメディアによるマスコミュニケイションの、トラウマの如きものが北海道では…
多分ほかのメディアでも出るやうなものをきちんと切り取ってるでいい筈。アンモナイト掘って本著に登場するフクイラプトルのピーちゃん発掘に協力し、熊さんのご飯になりかけながらサイエンスに取りつかれて経験則を積むダイナソー小林は、勘に頼ってなさげだけどむかわ竜はなぁ。
ちょっとエキサイティング。
小林先生は『恐竜まみれ』によれば、発掘スタッフから「ざっくり猛禽」の目を持つと言はれてるけど、このメディアでも「ファルコンアイ」で統一されてゐる。 -
むかわ竜がどのようにして見つかったかが分かった。
-
いま学校に入れたいマンガ
その15「むかわ竜発掘記」
北海道のむかわで発見された恐竜を掘るプロジェクトをコミックにしてくれたものです。
具体的な発掘方法だけでなく、恐竜学者が何を考えているのかまで、わかりやすく説明してくれている面白い本です。
もちろん分類は古生物、に入れてください。
2023/09/13 更新 -
なかなか漫画としてのクオリティが高く、内容も詳細だった。
化石や恐竜の絵がちょっと見にくかったので、そこは恐竜の絵が上手い人に描いてほしかったかな。。
この本の主役ではないけど、佐藤たまき先生がすごい。
ちょっと露出してるだけの尾椎骨をクビナガリュウではなくハドロサウルスの物と予想し、結果完全に合ってたんだから!
フタバスズキリュウといい、2度も重要でありながら日の目を見てなかった化石にスポットを当ててあげたわけですね。彼女がいなかったらと思うと。。
やっぱり土屋先生の本は面白い。
一般人への訴え方が上手。
この本はむかわ竜発掘に携わってきたプロフェッショナルの人々と、土屋先生の力で成り立ったんだなぁと思った。
恐竜業界のめんどくさい雰囲気もなんとなく伝わってきた(笑)。
しかし、恐竜業界の盛り上がりとは裏腹に、一般人にはむかわ竜そんなに浸透しなかったんじゃないかな?
恐竜が町起こしの起爆剤になる、なんて言うけれども。
日本の恐竜というものに皆結構慣れてしまっている。
というか恐竜自体、今そんな人気なくないか?一部のマニア向けになってしまったような。
私が個人的に興味失ってただけかな?
博物館の恐竜展て、基本的にレプリカ展示じゃないですか。レプリカも価値ある物だってのは分かるんですが、やっぱ本物が見たいんだよね。
生きている恐竜が見れないからこそ、本物の骨を見て思いを馳せたい。
だから恐竜展に行く意味もなんかよく分からなくなってしまった。
恐竜展も見せ方を考えた方がいいように思う。TIME DIVERなんてイベントがあったが、ああいうショーや、動く恐竜ロボットなどを使って生きている恐竜をリアルに再現するなど。どうせレプリカなら生きてるやつが見たい。
著者プロフィール
土屋健の作品
本棚登録 :
感想 :
