蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界 もふもふでかわいく優美 刺繍で魅せるモス図鑑
- 誠文堂新光社 (2019年7月1日発売)
本棚登録 : 76人
感想 : 5件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784416519547
作品紹介・あらすじ
■昆虫好きや博物学好きから熱狂的な支持を得る美術作家・蛾売りおじさん初の著書■
鱗粉を刺繍糸に置き換え、蛾への愛を込めて一針一針刺した超絶技巧の刺繍作品の数々を掲載。
生態観察からはじまる制作秘話をはじめとした、蛾への偏愛ぶりをしめすエッセイも収録。
つぶらな瞳とウサ耳のような触角のかわいらしさに定評があるカイコをはじめ、
宝石のように美しいサツマニシキ、ペルシャ絨毯のような魅惑的な装いで春を告げるイボタガ、
枯葉に隠れる“蛾界”の忍者・ムラサキシャチホコなど、個性豊かな蛾、全44種を紹介。
監修は国立科学博物館動物研究部の神保宇嗣氏。
氏自身も中学時代に蛾に魅了されて以来、蛾の世界にハマっていったという。
また、蛾界において圧倒的な存在感を示すブログ「蛾色灯」の飯森政宏氏によるコラムも掲載。
優美で妖しくも、モフモフでかわいい蛾の世界へあなたをいざないます。
The magnificent world of Moths by gauriojisan
※本書は、刺繍作品を写真を中心に紹介するものです。作品の作り方は掲載しておりません。
■目次
はじめに 蛾はミューズであり師でもある。その美しい世界
◇PART 1 人と蛾
オオミズアオ
カイコ
ヤママユ
クスサン
シンジュサン
ヨナグニサン
チャドクガ
ムクゲコノハ
ヒメクジャクヤママユ
マダガスカルオナガヤママユ
column「人類と蛾の関わり」
◇PART 2 季節の蛾
イボタガ
オオスカシバ
クロメンガタスズメ
ヒトリガ
ムラサキシタバ
ウスタビガ
ヒメヤママユ
ミノウスバ
イチモジフユナミシャク
column「蛾で感じる日本の四季」
◇PART 3 擬態する蛾
アケビコノハ
ムラサキシャチホコ
トビモンオオエダシャク
ツマキシャチホコ
ケンモンミドリキリガ
アゲハモドキ
コシアカスカシバ
カノコガ
キハダカノコ
column「知的好奇心による芸術」
◇PART 4 美しい蛾
サツマニシキ
オキナワルリチラシ
ビロードハマキ
アミメリンガ
サラサリンガ
アカハラゴマダラヒトリ
アカスジシロコケガ
シンジュキノカワガ
マダラニジュウシトリバ
モンキシロノメイガ
オオトモエ
ウンモンスズメ
ベニスズメ
エゾスズメ
キイロスズメ
ロージー・メープルモス
column「蛾、その美しきもの」
あとがき 果てしない蛾の世界にいざなう「かわいい」という入り口
さくいん
*********************
みんなの感想まとめ
蛾の魅力を新たな視点で楽しむことができる一冊です。美術作家による緻密な刺繍作品が写真で紹介されており、実物そっくりのブローチやイラストが並ぶ中で、蛾の生態や人類との関わりについてのエッセイも収められて...
感想・レビュー・書評
-
蛾も好きでハンドメイドも好きなのでとても楽しめた。説明を読みながら、驚くほど緻密にデザインされた作品写真を見る時間が至福の読書時間だった。作品を買いたいと思い調べたら、とても高値すぎて手が出せなかった、、
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
刺繍で実物そっくりの蛾を作成している作者の写真集、兼エッセイ集。
ブローチとして作成された蛾の幼虫、繭、食べる植物などのイラストと共に、ブローチの写真が載っている。
虫自体の実物画像は載っていないため、虫が苦手な人でも見やすいのではないだろうか。
蛾の分類学も行っている方の監修もあり、本に載っている蛾の分類や植生など、最低限度の情報も載っている。
本物としか思えないような美しい刺繍も素晴らしいが、写真とともに載っている著者の文章が素晴らしい。蛾に対する深い愛を感じる。
内容も、蛾の生態についてや、人類と蛾の関わり、自分と蛾の出会い、色合いについての詳しい説明、模様を表現するための刺繍の技法など多岐にわたる。
蝶と見紛う美しい蛾だけでなく、見識のない私には地味に思える茶色の蛾でも、著者の目で見ると様々な色合いで表現される自然の芸術品となる。
今まで蛾に興味のなかった人に、様々なアプローチで興味を持たせるような作りをしている。
載っている蛾のほとんどは日本に分布している蛾であるため、本を読んだ後には、道端に止まっている蛾を少し観察してみようか、と思わせる素晴らしい本である。 -
蛾の刺繍立体ブローチとイラストの本。A5の長辺がすこし短い変形判で、展覧会の図録のような趣。
カイコとウンモンスズメとエゾスズメが好き。 -
まず、色んな趣味の人がいるなと。
実物でなく、美しい刺繍とボタニカルアートで蛾がとても美しく見えます。
実物だと直視出来なかったであろうと思われる蛾も愛らしく見えます。
著者プロフィール
神保宇嗣の作品
