流れがわかる! デンマーク家具のデザイン史 なぜ北欧のデンマークから数々の名作が生まれたのか

  • 誠文堂新光社 (2019年10月3日発売)
4.11
  • (8)
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 227
感想 : 18
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784416519585

作品紹介・あらすじ

コーア・クリント、ハンス J. ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、フィン・ユール……なぜ、デンマークから数々の名作椅子が生まれたのか。

デンマーク家具のデザインについて、前史、クリントが礎を築いた萌芽期(1910~30年代)、黄金期(40~60年代)、衰退期(70~90年代中頃)、再評価期(90年代中頃以降)を経て、現代に至るまでの変遷をわかりやすく紹介した書籍です。
写真、図(デザイナーの相関図など)、年表などを多用し、ビジュアルにも訴えます。

特に、デンマークに留学経験のある著者が、現在活躍中のデンマークのデザイナーへのインタビューを踏まえて、デンマーク家具デザインの最新情報を紹介しているのも本書の特徴の一つです。

[各章(CHAPTER)のポイント]
CHAPTER 1
家具デザインの歴史を理解する上で、押えておきたいデンマークの基礎知識や、デザインがデンマークに広く定着した背景などについて。

CHAPTER 2
ヴァイキングが活動していた頃から現代に至るまで、デンマーク家具がどのような変遷をたどってきたかの概略。

CHAPTER 3
コーア・クリントをはじめ、ハンス J. ウェグナー、フィン・ユール、ポール・ケアホルムなど、黄金期において特に活躍したデザイナーたちの生い立ちや実績について。

CHAPTER 4
家具デザイナーや建築家の活動を支えた、主な家具職人やメーカーについて。

CHAPTER 5
どのような流れで衰退期から再評価期へ向かっていったかの解説と、キャスパー・サルトやセシリエ・マンツなど現在活躍中のデザイナーたちの活動や考え方の紹介。

■目次抜粋
◇CHAPTER 1 デザインの国デンマーク?
「協働の意識」を持ちながら、国民が暮らしやすい社会をデザインしてきた

◇CHAPTER 2 デンマークモダン家具デザインの流れ
ヴァイキングの時代から、萌芽期、黄金期、衰退期を経て、1990年代中頃から再評価期へ

◇CHAPTER 3 黄金期を彩ったデザイナーと建築家
クリントをはじめ、モーエンセン、ウェグナー、ヤコブセン、フィン・ユールなどにより、名品の数々が誕生

◇CHAPTER 4 デザイナーを支えた家具メーカーと職人たち
名工や技術力の高いメーカーの存在があったからこそ、デンマークの名作家具が生まれた

◇CHAPTER 5 現在のデンマーク家具デザイン
若手デザイナーの活躍と新しいブランドの登場

************************************

みんなの感想まとめ

デンマーク家具のデザイン史をテーマにした本書は、デンマークの家具デザインの変遷をわかりやすく解説しています。特に、デンマークのデザイナーたちの生い立ちや主要な作品、そして彼らを支えた工房やメーカーの活...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 北欧家具が好きだけれど、ちゃんと勉強したことがなかったので。
    デンマーク家具とあるけど、9割9分椅子の話。デザイナーと家具職人・メーカーの掲載が多い。

    日本でいう明治や大正生まれのデザイナーたちが、現代にも残る名作椅子を作り出していることにびっくりしてしまう。
    そもそも日本では元々床座り文化な上、今でもデザインを学ぶ教育機関に家具コースというのは聞いたことがない。暗く長い冬に家時間を快適に過ごす心がけが、家具を重要視する素地に繋がったのかなと思った。

    今まで意識したことがなかったけど、デンマークはドイツに隣接しているから、バウハウスの理念が波及しているのだなということ、ヴィンテージにはマホガニーやチークが多く現在は白木が多い理由が分かった。

  • 最近デンマーク家具に興味があり、しかし作家名やらメーカー名やらがよくわからないので、体系立てて知りたい、と思って手にとった一冊だ。

    デンマークの風土や文化、民族性といったものから、著名な家具デザイナーの生い立ちや主要作品の紹介、また彼らと協同して家具製作を行った工房や企業の紹介、近年のデンマークデザインの潮流、というものが、わかりやすく章立てを分けて語られている。

    なるほど、一人のデザイナーが複数の工房やメーカーからアイテムを発表し、かつ、その工房が廃業や合併などで名前を変えてまた別のメーカーから同じアイテムが販売されたりするからややこしいんだな、とよくわかる。

    「リデザイン」という考えが根底にあり、もともとあった形のものをよりよくデザインする、ということは盗用に当たらず、むしろデンマークデザインの根幹を成すものであった、というのも興味深い。

    人名も会社名もなじみがない単語が多いのでぱっとは覚えにくく、一度読んだくらいでは全然覚えられなかったけれど、人気のデンマークデザインのおおよそがわかる一冊だった。

  • 北欧家具って軽めの色でシンプルで機能性もいいからどこにでも合うけど、個人的にはもっと重厚でも好きかなー

  • 本当に大系の流れが意識された構成で、今までポツポツ覚え始めていた人名や用語が一気に整理されて大変よかったです。師弟関係で言えば師の方を後に説明するなど「この人を先に説明してからこっちの人を出した方が分かりやすい」という配慮を感じました。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1332476

  • オーレ ヴァンシャー
    ハンス ウェグナー
    ワイン ユール

    が好きだった
    勉強になった

  • 勉強になりました。
    もう少し幅広くフォローして欲しかった。

  • 名作家具について体系的に学びたかったので手に取った本。
    写真や図を使った資料が豊富で、初学者にもわかりやすい説明で書いてあるので楽しみながら読むことができた。
    ここまでデザイナーやメーカーの関係性をわかりやすく図式化するのは相当大変だったのでは、、

  • デンマークに3年留学していたデンマーク愛に溢れる著者によって書き上げられた一冊。
    文章はほとんど読んでない。そこまでモチベーションが上がらなかった。
    写真をパラパラ見て楽しめる。
    たた、自分が想像してた「お洒落でシンプルでミニマリストで写真映えするカフェにありそうな家具」というのは一部しかなかった。
    お洒落なデンマーク家具の解説付き写真集としてプレゼントに使えるかもしれないと思って自分で一回読むことにしたが、プレゼントには不採用にした。

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000089206

  • デンマークはデザインの国だっていう話。

    黄金期から現代まで家具デザイナーを作品の写真と共に紹介してる本。

    デンマークの家具だけじゃなく建築や生活用品まで、ここまでデザイン性が高くなった原因が知りたい。

全12件中 1 - 12件を表示

著者プロフィール

■多田羅 景太(タタラ ケイタ)
京都工芸繊維大学デザイン・建築学系 助教。
1975年、香川県生まれ。
京都工芸繊維大学卒業後、デンマーク政府奨学金留学生としてデンマークデザインスクールに留学。同校では、ポール・ケアホルム氏に師事したロアルド・スティーン・ハンセン氏の下で家具デザインを学ぶ。デンマーク滞在中、スカンジナビアンファニチャーフェア(コペンハーゲン)などの展覧会に出展。2003年、同校卒業後に帰国。08年までデザイン事務所にて、家具を中心としたインテリアプロダクトをデザインする。
現在は、京都工芸繊維大学助教のほか、京都精華大学、福井工業大学においても非常勤講師を務める。
ドキュメンタリー映画「ボーエ・モーエンセン、デザイン・フォー・ライフ」の日本語訳を担当。

「2019年 『流れがわかる! デンマーク家具のデザイン史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

多田羅景太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×